【感想・ネタバレ】まさか逆さまのレビュー

あらすじ

この本は、回文にフジモトさんがイラストを付け、そのイラストと回文を元に中村さんが文章を書くという手順でうまれました。
摩訶不思議で魅惑的なイラストに、謎解きのような、誰かの夢の中に迷い込んだような物語。
中村航×フジモトマサルがお届けする、回文とイラストが育んだ“奇跡の本"です。

―泣いたウミガメに女神歌いな(ないたうみがめにめがみうたいな)
―よし、今夜ニャンコしよ! (よしこんやにゃんこしよ)
―満月は発言魔(まんげつははつげんま)
―旦那、映画館なんかが家なんだ(だんなえいがかんなんかがいえなんだ)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

フジモトマサルのイラストと吉田篤弘の文章とは、不思議に似通っているように思える。
暖かみのある静けさ。
すべらかでなめらかな、それでいて乾いた木石のような。
中村航という人はよく知らないのだけれど、そんなフジモトマサルのイラストに賑やかさと広がりを加えていたようだ。

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2017年06月24日

Posted by ブクログ

それ、無理やりやろー!って思ったり、くだらなくて笑ったり。
このふわっとしたくだらなさは中村航だからこそやなぁ。挿絵もあいまって、ふわっと感とシュールさがでてる。
ひまつぶしによい。

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2017年01月27日

Posted by ブクログ

フジモトマサル氏のファンなので、回文とイラストのシュールな関係が楽しめました。物語はSF、しかもナンセンスすぎてついていくのがやっと。この回文から小説なんて、無理すぎじゃないでしょうか。回文はすごいです。こんなものどうやって考えつくのでしょう。

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2017年04月26日

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