あらすじ
この本は、回文にフジモトさんがイラストを付け、そのイラストと回文を元に中村さんが文章を書くという手順でうまれました。
摩訶不思議で魅惑的なイラストに、謎解きのような、誰かの夢の中に迷い込んだような物語。
中村航×フジモトマサルがお届けする、回文とイラストが育んだ“奇跡の本"です。
―泣いたウミガメに女神歌いな(ないたうみがめにめがみうたいな)
―よし、今夜ニャンコしよ! (よしこんやにゃんこしよ)
―満月は発言魔(まんげつははつげんま)
―旦那、映画館なんかが家なんだ(だんなえいがかんなんかがいえなんだ)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
フジモトマサルのイラストと吉田篤弘の文章とは、不思議に似通っているように思える。
暖かみのある静けさ。
すべらかでなめらかな、それでいて乾いた木石のような。
中村航という人はよく知らないのだけれど、そんなフジモトマサルのイラストに賑やかさと広がりを加えていたようだ。
Posted by ブクログ
それ、無理やりやろー!って思ったり、くだらなくて笑ったり。
このふわっとしたくだらなさは中村航だからこそやなぁ。挿絵もあいまって、ふわっと感とシュールさがでてる。
ひまつぶしによい。