あらすじ
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「どっちでもいい」をやめて、人まかせにせず、自分の「好き」を優先させると、人生を気持ちよく歩けます。 本書では、正直な気持ちを表現できるようになれるヒントを、文章と写真で紹介。 引田かおりさんが選び抜いた器や洋服、長年集めたかご、ガラス、暮らしの工夫も必見です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「どっちでもいい」を否定することも肯定することも、バランスを保つために必要なことだなと思いました。今まで意識していなかった「自己肯定感」がこれからの自分にとって必要なキーワードになりそうです。
Posted by ブクログ
自分の「好き」を追求すると心地いいだろうなあと思った。作者にとってはカゴとガラスの器が好きで集まってくるものだそうで、写真で紹介していた。ギャラリーとパン屋をやる目利きなだけあって、素敵なコレクション。最後の、どっちでもいいをやめてコレと決めることと、どっちでもいいよと寛容でいることの調和が大切だというところが心に響いた。
Posted by ブクログ
文章がとても上手で、読みやすかったです。
本心をさらけ出していらっしゃって、これから年を重ねていくうえで参考になる経験を分かち合って下さっている本だと思いました。
娘さん夫婦と同居を決めた理由や、妊娠中の娘さんを心配するあまりストレスがたまったこと。私も孫を持つ年頃にはそうなるかもしれないな、と人生の予習になりました。
暮らしまわりの点では、朝御飯がお餅…というのも斬新でしたし、紹介されていた絵本もぜひ読んでみたいと思いました。
バルミューダが同じ街にあることに喜んで、手紙を書く。そしてトースターの商品開発にも協力する。
このパワフルさが凄い。
紹介されていた「浅草のむぎとろ」も買ってみます。
Posted by ブクログ
題名を見て、「読みたい」と思って手に取ってみた。
「どっちでもいい」をやめてみる。とは…
自分の好きな物・好きな事を表現して生きていくということかな。
少しずつ年齢を重ね、色々な経験をしたからこそ言えることなのかもしれない、と読みながら思った。
引田かおりさん、この本で初めて知った。
とてもセンスのいい生活をしていて、憧れる。
Posted by ブクログ
1日の終わりにベッドに入って、好きな本を読むのは至福のとき。本はまさに時間も距離も関係ないタイムマシン。言ったこともない国、会ったこともない人たちとの出会い。果てしなく広がる自由への扉です。「経験だけが確か」というなら、人生は限られた世界になりかねません。想像力を駆使して、分からないことにも寄り添ってみる。それこそが読書の醍醐味です。
「200ccのコップには、200ccの水しか入らないから」と言い放った同級生は今、どうしているんだろう。大人になって山あり谷ありの人生を経験すると、学校の成績と人生の幸福は必ずしも比例しないことに気づきます。
ラッキーとアンラッキーは表裏一体。
大きな決断はどうでしょう。土地を買う、仕事を変わるなど、そういうときに大事にしているのは、「自分だけがしあわせになればいい」と思わないことです。みんながしあわせになれるだろうか、みんなでしあわせになれるかしらということを大切にしています。
「子どもたちの結婚は、どんな人でも受け入れよう」と常々話していたので。
もし体調を崩したり、仕事や人間関係でうまくいかないことが続いたりしたら、住まいを見直してみるのもひとつの考え方です。引っ越しができなくても、模様替えや掃除でもずいぶん変わります。
「それがなくても生きていけるもの」を買う自由は、どんな人にも必要なのです。
やたら有名人や大企業の名前を出して、「僕が」「私が」と、自分を大きく見せようと必死な人。かたや多くは語らず、謙虚で、誰に対しても態度が変わることにない人、こういう人は、だいたい静かな人が多いです。自分の功績は自ら語るより、巡りめぐって耳にするくらいのほう格好いいなと、肝に銘じるきっかけになりました。
毎日発信されてくる恐ろしいニュースのボリュームを下げて、先のことを心配しすぎずに、今できることを淡々とやる。お味噌汁を丁寧に作ってみるのもいいですね。