あらすじ
「僕は小説家にはなれない――」事故がきっかけで予知夢を見るようになった公平は、自身の夢が叶わない未来を知り無気力な人間となっていた。そんなある日、彼はクラスの人気者・愛梨が死ぬという衝撃的な未来を見てしまう。愛梨の魅力を認めながらも、いずれいなくなる彼女に心を開いてはいけないと自分に言い聞かせる公平。そんな時、ひょんなことから愛梨が死亡するという予知を本人に知られてしまい…。「私はそれでも、胸を張って生きるよ」正反対のふたりが向き合うとき、切なくも暖かな、別れへの時間が動き出す――。
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Posted by ブクログ
始めに思っていたよりもずっとよかった!ラストの手紙のところとかヤバかった(笑)泣いたーーー!これまで予知系の本何冊か読んだことあったけど、これを読むとやっぱり見た未来は変えれないのかなぁとか思ってきちゃう(笑)感動したよーー
Posted by ブクログ
読書にハマるきっかけになった本です!
小説読んで初めて泣きました。(自分でもびっくりw)
これを読んだ後、加賀美真也さんのファンになり、作品コンプリートしました!
あくまでも個人的感想
物凄く良い作品でした。
正直言えば、もう一工夫あったら尚良かったとは思うけど。
「運命」だなんて簡単に言えるけど、片一方だけがそれに抗う様にしたのは何故なんだろう?
もう片方も抗っていたら、別な結末のストーリーを作れたかもなのにね。
ちょっとだけ勿体無い気がした。
Posted by ブクログ
人は、未来が分からないから希望が持てて頑張れる。でも、本当は結果じゃなくて、頑張ってる過程が大事で、夢が叶っても叶わなくても、それを追い続ければ胸を張って生きられる。そんなことを教えてくれた、綺麗な物語でした。