あらすじ
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【内容】頭をゆるめることで、全身の不調が改善する。なぜ、現代人は不調がなくならないのか? 著者の木野村さんは、正しい「カラダのゆるめ方」や「脱力の方法」を知らないからだといいます。現代人は、力を抜いて、休んでいるつもりが、無駄な力が入ってしまい、休めない。だから疲れてしまうということでした。そこでポイントになるのが、「頭の無駄力を解放する」ということ。頭や首をゆるめることができれば、全身の力が抜け、肩や首のコリ、頭痛はもちろん、腰痛やひざ痛、股関節の痛みも改善することができるのです。 【こんな不調に!】・在宅勤務、家時間の増加によるコロナ疲れに効く、頭からカラダをリラックスする方法がわかる。 ・頭痛や、噛み締め、首コリ、肩こりなど、首から上の不調に効果てきめん。 ・そのほか、腰痛、股関節痛、ひざ痛、足首痛など、全身の不調にも。 ・不眠、無気力、イライラなど、心を整えることにも役立つ。※解剖学の第一人者 坂井建雄先生との対談収録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者はアレクサンダー・テクニークという体の使い方を指南する教師。レビューした「魔法のフレーズをとなえるだけで姿勢が良くなるすごい本」と類似のコンセプト。「魔法のフレーズ…」に加え、更に無駄な力を抜くことができ、体が楽になった。
【役に立ったフレーズ】
・首をすくめることで生じる無意識の緊張「頭の無駄力」は血管、神経、空気の通り道「パイプライン」にひずみを生じさせる。
・目の酷使や姿勢の悪さが後頭部から首にかけて無駄力が生じる。又この部位の無駄力が肩、腰などの部位と引っ張り合うことで、様々な部位にこりや痛みが生じる。
・坐骨、背骨、首の骨の上に頭をふんわりのせる。
Posted by ブクログ
頭の周辺、特に首の無駄な力・緊張が全身の不調を招くという考えには同意する。それが日々の癖やストレスによって開放されていないのも著者に賛同する。だが、対策としての実践①~④はあまりにも単純。▼①骨盤の一番下にあり、股の間にある坐骨で頭や骨を支える。②坐骨を土台にして、体の中心を意識して坐骨の上にまっすぐ背骨を立てる。③首の骨の場所を意識しながら、背骨の上に首の骨を積み上げる。④坐骨を土台にまっすぐ積み上げた背骨と首の骨の上に、頭をふんわり乗せる。▼アレキサンダーテクニークでは誤った思い込みをリセットする事が大事という。確かに今まで背骨は背中側にあると思いこんでいた。実際は「背骨」はむしろ「カラダの中心部」にある。この間違った思い込みのリセットが大事なのだろう。背中を意識せずに、カラダの中心部である背骨を意識して、「坐骨」ー「体の中心部の背骨」ー「首」ー「頭」のライン▼①~④を実践して効果があるか?トライ!