【感想・ネタバレ】大仏師運慶 工房と発願主そして「写実」とはのレビュー

あらすじ

鎌倉時代の大仏師、運慶とはいかなる存在だったのか。
定朝を祖とする正系仏所三派中の奈良仏師に連なる運慶。
朝廷・幕府という二元的権力構造による時代の大きな変動期、
院・天皇・将軍・御家人など各種パトロン層の依頼を受けて
東大寺・興福寺の復興、円成寺・願成就院などの様々な造像に
関わった実情と、工房主宰者としての実力とは?
後に「霊験仏師」「天才」とも冠されることになる運慶の実像に迫る。

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Posted by ブクログ

運慶の実像について、これまでの学説を一つ一つ確認しながら虚像を排して実証的な姿勢で考察している。その姿勢には大いに好感が持てる。

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2022年02月13日

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