あらすじ
堀江貴文、宇野常寛、ヒャダイン、みちょぱらと振り返る、愛とカオスのインターネットの史。パソコン通信、ニコ動、YouTube、LINE……インターネットの出現は、我々の生活をどう変えたのか――。
2019年1月に放送され、トレンド1位となった特別番組「平成ネット史(仮)」を待望の書籍化。平成がいかにインターネットと進化してきたか、堀江貴文、宇野常寛らの論客が語る。また、ニコニコ動画、iモード、mixi、LINEの創始者などの開発秘話も。番組では取り上げられなかった取材成果も多数盛り込んだ、インターネット史決定版!
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Posted by ブクログ
面白かった。Windows95の時代から現代まで一気に振り返ります。電話回線でパソコン通信の時代から5Gまで。懐かしすぎて読みながらニヤニヤしてしまいました。
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平成時代のインターネットの歴史教科書的な一冊(2019年1月にNHKで放送された「平成ネット史(仮)」を書籍化したもの)。堀江貴文さん、宇野常寛さん、落合陽一さん等がネットの歴史を振り返る形で平成時代に一世を風靡した2ch、ニコニコ動画、mixi、Twitter、YouTubeまでが語りつくされる。ミクシィ会長の笠原健治さんやiモードの立ち上げに携わった夏野剛さんなど、キーパーソンへのインタビューも掲載されている。平成時代のネットの歴史を振り返りたい人にオススメ。
Posted by ブクログ
積読と同じように録画したけど観ていないテレビ番組があります。積視聴?単純に未視聴!ところが録画していたHDDが不調で、観れなくなった番組のひとつが2019年のお正月2日3日にEテレで放送された「平成ネット史(仮)」でした。たまたま読んだ「欲望で捉えるデジタルマーケティング史」が面白かったので、ここは勢いで「平成ネット史(仮)」も5年モノとして観ようとしたら機材の不調にぶち当たった次第です。知り合いに誰か録画データ持っている人いないかな?と相談したら、それはないけど番組をまるまる書籍化したもの持ってます、と言われて渡されたのがこの本です。平成元年、1989年から令和元年、2019年までの愛とカオスのインターネット史が非常にコンパクトに流れるようにまとめられています。さすがテレビコンテンツの編集力。自分としてはそこらへんの歴史は横目に見てただけなので、まさに歴史の当事者たちのトークは、今更ながらに「そういうことだったのか!」の連続でありました。そしてこの番組の後にコロナがやって来て、オリパラが中止され開催され、TwitterがXになり、戦争が起こり、兵庫県発でオールドメディアがボコボコになり、再びトランプが2回目の大統領になる5年間、さらにネットの世界はまさに「永遠のβ版」として変わり続けていることも体感しました。平成ネット史はリアル社会との距離の取り方で語られましたが、きっと令和ネット史は、リアル社会の歴史そのものになると思います。先ずはマイナンバーカード?とか…
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インターネットは元々アメリカの研究機関を繋ぐARPANETを起源として1969年に始まった技術。
それが一般化したのはWindows95の登場時。PCの操作性が大いに向上したことで、一気に民主化が進む。
さらに2000年になるとADSLサービスが開始され、通信速度の向上により一気に普及が進んだ。この時期にはテキストサイトや2ちゃんねるが立ち上がっている。
その後、日本ではインターネットがiモードにより携帯端末にも拡大し、独自の発展を続けた。iモードは画期的であったが、ドコモの動きの鈍さや、メーカー側が今のスマホの形への技術の昇華を出来ず、結果的にiPhoneに全てを奪われてしまう。
mixiの流行も、スマホへの対応に遅れる中、Twitterや facebookにユーザーを取られてしまった。
さらに時は流れ、いまはYouTubeなどで個人でも情報発信が可能になり、メディアの民主化が進んだが、フェイクニュースの蔓延や一部の迷惑行為への対策として監視社会のような厳しいルール設定など、自由ではなくなっている面も見られる。
特にSNSは人と繋がりたいという欲求を通り越して、人を隷属させ、また信用度を測るツールとして利用されていることから、そこから逃れられない状態になっている。
こうした一連の動きはわずか30年以内で起こっている。まさに私が生きてきた時代であるためとても感慨深い。
今後もこうした環境変化は続いていくが、食わず嫌いせずになんでも挑戦してみる精神がないと、この波に乗っていくことは難しい。
個人的にはLINEが生まれたのは東日本大震災の後であるということに驚きを隠せなかった。
Posted by ブクログ
表紙の雰囲気からなんとなく2ch発のネットミーム的なものの話かと思っていたが、そうではなく予想よりちゃんと平成のインターネット史を振り返るというものだった(とはいえ巻末カラーのネット史年表はそれっぽさもありクスリときた)。自分が94年生まれなので主に前半は体感しておらず興味深く読んだ。
自分が経験した中では主な連絡ツールは家電(小学生時代)→メール→LINEと変遷してきているが、今後さらに変化が起きたときについていけるか若干不安。
ホリエモンがインターネット浸透の立役者であることを今さら実感。近年の流れで言うと、ライブドアブログなのでホリエモンとやや重複?があるが、2chまとめやアフィリエイトブログとかをもっと掘り下げてるのもありだったのではとも思った。
Posted by ブクログ
予想以上に面白かった。
平成の30年間がちょうどイイのですね、
ふりかえるのに。
その時代時代のサービスが
その重要人物のコメント付きで
掲載されている。
この辺はさすがNHKだと思いました。
ついていけないけど、
ついていなかいと、と思わされました。
Posted by ブクログ
NHKで放送された同タイトルの番組の書籍化。
「ネット史」を語るにふさわしい面々が番組に出ていたようですが、個人的に最も「すごいな」と思ったのは、ホリエモン(堀江貴文さん)。
ネットの表も裏もよく知ってますね。
ネットが及ぼした影響だけでなく、ネットに関する技術にも詳しいのですね。
ホリエモンのことは、あんまり好きじゃないのですが、この本での発言内容からは、今の地位に至るまでに、相当の努力をされたことが伝わってきました。
また、当たり前のことではありますが、ネットの文化はユーザーが支えてきたのですね。
もちろん、倫理的にいかがなものか、と思うユーザーもいますが、ネットのプラス面に目を向け、それを支える技術的な知見をもち、かつ、志の高いユーザーもたくさんいて、その人たちの努力のおかげで、こうやって便利な技術を享受できていることを改めて感じました。
カバーはゴチャゴチャした本ですが、中身はすっきりしていて読みやすかったです。
また、巻末の年表は、ネットの変遷をうまく紙面に落とし込んでいて、感心しました。
素直に、よい本だと思いました。
Posted by ブクログ
本にもあったようにネットの歴史上の人物たちの生のコメントが聞けたのは楽しめた。50代の自分にとっては学生時代のMSDOSとパソコン通信の方が思い入れが深く、平成のネット史全史もやってほしい。
Posted by ブクログ
こうやって振り返ってみると、ネットの驚異的な進化によって、世の中がその都度変化していったことを思い出させてくれる。(よい意味でも、悪い意味でも)そして、その当事者たちの発言は興味深い。私的にはテレホーダイが懐かしかった。かつてパソコン通信を繋げるのに夜11時を待ち構えて自動巡回ソフトを走らせていたことを考えると、今の状況は驚異的だ。
Posted by ブクログ
何の情報も仕入れずに購入したら、元々はNHKの番組だったとのこと。
もっと詳しい内容の記載があると思ったら、NHK番組の書籍化ということもあるのか全体的に中身は薄め。
それに落合陽一とか堀江貴文が番組に出演していた時のコメントも掲載されていて、自分がその人たちを好きじゃない上に内容の薄さが増していて購入失敗したなと思った。