あらすじ
憧れの“吊り戸棚”は書斎に採用、奥行きのある“キッチン収納”で大皿もラクラク、文房具タワーもどんとこいな“納戸”、趣味で埋め尽くした“コレクション棚”・・・「収納は多いほうがいい!!」そう思って建てたこだわりの億の家がパァ!
目次
プロローグ なぜこんなにモノがあるのか
わが家の収納ご紹介
第1章 収納の中
第1話 書斎の納戸を占拠した 文房具
第2話 欲望のままに増えた 食器
第3話 捨てられない病 スクラップブック
第4話 店舗並みの品揃え 手芸用品
第5話 これからも作ります! 石鹸
第6話 形から入って物の山を築く 夫の趣味
第7話 取り憑かれていた K-POPグッズ
第8話 夢がぎっしり 手帳
第2章 処分始まる
第9話 一旦レンタル倉庫へ
第10話 東京を引き払い札幌へ
第11話 片付け放棄!? の夫
第12話 内覧で奇跡が起きた
第13話 荷物が多くて引っ越し失敗
最終話 さようならわが家
抑えらえない物欲! 収集癖!
私はコレで家を手放しました・・・
★単行本カバー下画像収録★
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
202104/家を失った直接的理由はローン返済できずなので、タイトル「収納しすぎて家、失いました」はかなりこじつけに感じる。「収納豊富な家建てた→色々買い込み・溜め込み→浪費→家失った」な感じだろうか。しかも内容の大半が、ちょっと狂気がかった細かい描写で収納や色々なグッズ等の紹介という笑。長年ファンで絵柄も好きだし自分は面白かったけど、一般とはわりとズレてる感覚の作者ゆえ「え…」って思うエピソード(家財処分や引越の段取り等、理解不能なことも多い)も多めなので、読者を選びそう。すごろくシリーズ読んでた人には読んで欲しいけど、タイトルで惹かれたり初見の人は期待はずれでがっかりするかも。
Posted by ブクログ
広い家に住むと、物を買い→溜め→買い→溜めをひたすら繰り返してしまう。
住む年数を重ねれば重ねるほど、どんどん物が増えていく。
そういう意味では「引っ越し」というのは良い断捨離の機会になってくれるのかもしれない。
今まで無駄遣いをし続けていたことへの罪悪感が湧き、処分には手間も時間もかかりその大変さを痛感する。
引っ越しという名の強制的な断捨離を経験すれば、無駄遣いへの抵抗力が強まる。
タイトルに偽りあり
この作者の漫画が好きなので購入したけど、タイトルと内容が違うところや、あまりに散財しすぎる作者夫婦の様子、義父母の身勝手さに呆れてしまい、楽しめず残念だった。
まず、結局は「収納は関係なく自分たちの問題だった」と作品内で結論付けているにも関わらず、「収納しすぎて家を失った」というタイトル。
そして、いくらなんでも金遣いがあらすぎる夫婦。夫の病気でたち行かなくなったとは言え、散財がなければ問題なく暮らせたようだし、せめてリサイクルショップなどへ持ち込めばと思うがほとんど全てをゴミにしていて、作り手も残念だろうなぁという末路に。
そして、私自身が義母に苦しめられているせいか、義父母の引っ越しにまつわる身勝手さが許せなかった。とは言え、前作の家すごろくなどを読むと二世帯住宅に巻き込んだのは作者夫婦のようで、またそれを手放すのも作者夫婦の都合なので、義父母にはわだかまりがあったのかも。
いずれにせよ、作品としてほよくても生きざまが稚拙で楽しめず残念だった。