【感想・ネタバレ】イングランド・イングランドのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

イギリスのSF(?)小説。
大富豪がイングランド南部のワイト島(この島は実在し、ちょっとしたリゾートである)を買い取り、そこにバッキンガム宮殿やらハロッズやらイングランドをモチーフにしたテーマパークかつ国家の、「イングランド・イングランド」を作る。イギリス本土はオールド・イングランドと区別される。
大富豪は変態趣味の持ち主。弱みを握られた部下からクーデターに合い、経営権を奪われる。しかしながら、その部下もまた貶められイングランド・イングランドを追われ、大陸に逃れる。
月日は経ち、老女となった部下は時効となりオールド・イングランドに戻る。そこで見たのは廃れた、けれども昔の在りし日のよきイングランド。郷愁が呼び戻される。
展開についていくのが難があるかもしれないが、それもまたイングランドっぽいウィットである。

0
2023年06月06日

「小説」ランキング