あらすじ
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野鳥の中でもひときわ高い人気を誇るカワセミ。
理由としてはまず、その見た目。「翡翠」と表記される名のとおり美しい青の羽色は、地味な色の多い日本の野鳥の中ではまさに出色。「空飛ぶ宝石」と呼ばれるのも納得です。
加えて、大きなクチバシを有するユニークなバランスの体形、その動きも見飽きることはありません。
獲物をじっと待つ「静」から一転、小さな体で繰り広げるダイナミックなハンティング(水中へのダイビング)、珍しい飛び方(ホバリング)、特徴的な求愛行動……と「動」の見どころの多さもカワセミが人の心をつかむ要因となっています。
本書はそんなカワセミの魅力とひみつの数々(生態等のわかる雑学要素)を詰め込んだビジュアルガイド。
美しく豊富なビジュアルでカワセミの世界を見て、読んで、たっぷり味わえる一冊です。
【もくじ】
■プロローグ 童話「やまなし」(宮沢賢治)より / はじめに ~カワセミという鳥
■ビジュアル・エッセイ カワセミ記念日
■PART1 カワセミスタイル カワセミの外見を写真でじっくりチェック
前から/横から/後ろから/上から/下から
■PART2 カワセミペディア
カワセミってどんな鳥?/カワセミの体形、色彩/カワセミの生態、行動/カワセミの繁殖/カワセミの天敵/カワセミと日本人/カワセミを詠んだ短歌・俳句
■PART3 カワセミアクション
飛行(ホバリング)/ダイビング/採餌/移動(枝から枝へ)/羽づくろい/休息・就寝/縄張り争い(けん制)/(威厳・けんか)/排泄(水様性の糞)/(ペリット)/求愛行動(求愛給餌)/交尾
■PART3 カワセミレポート
自然教育園での繁殖発見/カワセミ研究の先人に学ぶ/観察でわかった生態/両親の失踪から保護飼育へ/産室内撮影でわかったこと/自然教育園での繁殖まとめ/カワセミとの30年を振り返って(矢野亮)
■Special Column カワセミと写真
■Special Interview カワセミを撮る人に聞く 山本直幸/三島薫
■おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
カワセミが可愛いだけではなく、行動もとても人間らしく、私たちを驚かせる。メスに対してオスは紳士で、プロポーズしようと思えば、お辞儀したり、魚を持ってきたりする。その後、胸を張り、アピールが面白い。雛たちにも非常に良いお父さんである。
Posted by ブクログ
感想ではなくネイチャーガイドに活用するためのまとめです
●繁殖行動
繁殖
年2回が主流
巣穴
・一度使った巣穴は二度と使わない
・巣穴の直径:7cm、 深さ:50~80cm
・入り口から奥に向かって15~20度の上り勾配
産卵
1回の産卵素は5~7個
抱卵
雛を育てるまで オスとメス共同で行う(産卵から巣立ちまで約41日)
巣立ち
孵化して約24日目に巣立ちする
巣立ち後約3週間ほどエサ採りの練習。その後親離れ
(親鳥の足はオレンジ色。幼鳥は黒っぽい)
※1番目の子が育つと親は2番目の繁殖準備に入る
〇巣穴に入った親鳥はヒナが大きく成長するに従い後ずさりして巣を出るようになるのでヒナの成長がわかる
〇ヒナの体重はふ化後2週間頃には親より重い体重(親35gヒナ50gほど)になる
巣立ち3日前から親はエサの量を急激に減らし、その翌日の4日目に巣立つことが多い
〇エサをもらうローテーション
最初に餌をもらった雛は身体を反転して糞を出す。それを親が持ち去る
その後ヒナはぐるっと一番奥の最後尾ポジションに着く。それの繰り返し
〇獲物のくわえ方
魚は必ず頭を先に、ザリガニは必ず尻尾を先にくわえる
〇カワセミのくちばしのフォルムをマネたのは500系新幹線
〇羽の色のコバルトブルーは構造色によるもの
〇野鳥撮影の基本はまず観察から
飛び出す瞬間の撮影は飛び出してからシャッターを切っても遅いので、飛び出す前のシグナルを察知してシャッターを押せば良い瞬間の写真が撮れる
以上
感想
以前白金の自然教育園に歩いて行ける距離に住んでいましたが、1度も行きませんでした。もったいない。
今度上京したら必ず行きます。