【感想・ネタバレ】ミステリアムのレビュー

ディーン・クーンツ / 松本剛史

少年とその犬の運命が重なったとき、
邪悪な“何か”が蠢きはじめる――

不朽の名作『ウォッチャーズ』を継承する
巨匠クーンツの全米ベストセラー！

高機能自閉症で言葉を発した事のない11才の少年ウッディ。
IQ186の天才ハッカーでもある彼は、父の事故死の真相を密かに探っていた。
そんななか父が関連するハイテク企業の極秘研究所で爆破事故が発生、
ウッディのパソコンに不気味な文字が現れだす。
同じ頃、１頭のゴールデンレトリバーがかすかな声に導かれるように
ウッディの元へ向かっていた。
邪悪な“何か”が同じ道を辿っているとも知らずに……。

[ブクログ · ★★★★★]

やはりクーンツのワンコの話に外れなし‼️

一気読みしてしまいました。

愛する人を亡くしたゴールデンレトリバーのジップ。
そして、高い IQの持ち主でありながら高機能自閉症で言葉を発したことがないウッディ。

心で語り合う一人と一匹の友情の何と尊く美しい事か。

見守る大人の素晴らしいこと。

クーンツ、大好きです！

[ブクログ · ★★★★☆]

ワイアーを使って会話できる犬たち、なぜかワイアーを使えるウッディ。
犬と会話できたら楽しいだろうな、と思わせる話。
長寿を目指して古生物の遺伝子を研究していた施設で、感染してしまったリーと、ミステリウムの犬たちとウッディたちの戦いなのかと思ったら、最後リーは自爆？してしまった感じで少し肩透かしを食らってしまったが、とても面白く読めた。
リーはこのまま生き延びて、第二弾も書いてほしいぐらい。
ワイアーの犬たちがどこから来たのかとか、これからどうなるのか気になる！