あらすじ
ジョブディスクリプションや面談の仕方を見直しても、基本は変わらない。大事なのは、すべての社員がトップの方針を正しく理解し、それに従った正しい選択をし、最大の成果を出せるかだ。つまり会社が何を目指し、社員が何をすれば会社が成長し、それが社員にどう返ってくるのか……トップからの明確なメッセージが全社に浸透していることだ。いちいち指示をしなくても、メンバー1人ひとりが自分たちのルールや仕組みを理解し独自に工夫し、意思決定していくためには、いつでも、どこにいても社員の中に浸透している会社・トップの理念がなければならない。
そのために著者が実践、コンサル先でも成果を上げてきた実践ツールが「ライジングコンパス(経営計画手帳)」だ。会社(社長)のビジョン・理念、経営計画、長期目標、報酬、責任の所在――意思決定に必要なすべてが、わかりやすい言葉と具体的な数字で記されている(デジタル化すれば動画でも見られる)。全社員が共有することで、組織にとって正しい方向に社員のパッションとエネルギーを集約し、維持できる。まさに令和の時代になくてはならない経営の「羅針盤」となるものである。
本書は、新卒採用、人材育成、人事制度設計などの組織課題を解決する経営コンサルティング事業を展開し、500社を超えるコンサルティング実績を持つ筆者が、自らの実践を通じて蓄積してきたノウハウをもとに、リモートワークが拡がる新しい時代でもブレのない経営組織を作る実践手法をわかりやすく解説する。
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Posted by ブクログ
一瞬で社員の心に火をつけるシンプルな手帳
日報の書き方
1.数字の実績
2.お客様の声、変化
3.競合情報
4.市場やビジネスパートナーの情報
5.仲間の声、情報
6.自分の考え
7.周囲への感謝、賞賛
8.新しい提案、改善策
粗利益で目標を立てる
→給料の5倍を目標とする
毎月の振り返り面談で進捗管理表をもとに目標が達成できているかチェックする
BANT条件
Budget:予算
Authority:決裁権
Needs:必要性
Timeframe:導入時期
社内で使う用語の定義を揃える
至急:◯分以内
大至急:その他業務よりも最優先して取り組む
など
悪い出来事、クレームはその日中に報告しなければ損害を社員負担にする→当日中に報告すれば一切責めない