【感想・ネタバレ】図解入門ビジネス 最新 目標管理フレームワークOKRの基本と実践がよ~くわかる本のレビュー

あらすじ

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グーグルなどの成長企業が続々採用する、注目の目標設定・管理手法「OKR(オーケーアール)」(Objectives and Key Results)。本書は、OKRの導入から実践までを徹底解説した入門書です。OKR導入前に検討すべきポイント、MBO/KPI/BSCとの違い、OKRの特長である「ムーンショット」とは何か、OKRと人事評価を結びつける方法、リモートワークでOKRをどうすすめるのかなどを解説します。企業の導入事例も多数掲載しています。

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Posted by ブクログ

図解入門ビジネス
最新 目標管理フレームワーク OKRの基本と実践がよ~くわかる本
著:Resily
紙版

PDCAや、OODAとならんで、目標管理のためのフレームワークの一つが、OKRである

OKRとはずばり、1つの最重要なことを、組織みんなで達成するための方法論だと感じました。

なぜ、PDCAやOODAではいけないのかといった疑問がわいてきたが、OKRの利点、OKRがもっとも有効である状況といった項目は見当たらない。

自分なりに考えた結論は、OKRは、1つの集団・組織でもっとも大切である1つのことを達成するための方法であるということだ。集団・組織がばらばらでは目標達成はおぼつかない。

その大きな特徴とは、「アライメント」だ。OKRでは、全員がひとつの方向へと向く。だ。
そのために、高い目標を設定し、だめでもその70%が達成できればよしとする。

複数の目標もつ集団・組織では、こうはいかない。OKRが使えるのは、プロジェクトタイプの組織とみた。そして、全員が一丸となってその課題に取り組み、驚異的な成果を上げる。これがOKRであると理解しました。

気になったのは、以下です。

OKRとは
Objective:ビジョンの実現に貢献する、1つの野心的な目標:定性的
Key Results:計測可能な、N個の、主要な結果:定量的
の組み合わせである

OKRの4つの威力
 フォーカス:1つの戦略にフォーカスする
 アライメント:全員が同じ方向を向く
 ストレッチ:高い目標を設定し、成果を生み出す
 トラッキング:結果を定量的に計測する

OKR導入フェーズ
 本当に一番大事な目標を経営陣が意思をもってきめる
 フェーズ①:ビジョンをストレッチ:企業の目標が決まっている
 フェーズ②:何に集中すべきかを決める「フォーカス」:各部門で目標設定ができている
 フェーズ③:トラッキング:主要な結果を定期的に測定:事業目標と自部門や自分への期待を理解している
 フェーズ④:アライメント:自部門、他部門の役割を組織のダイナミクスの中で再発見する

継続的パフォーマンス管理
 1on1:上司と部下が1対1で、フィードバック、個人面談を行う
 360°評価:組織のあらゆる部署の人々とオープンな対話
 承認:会社の目標、戦略、成果を互いに認め合う

野心的な目標
 ムーンショット:300%の目標をたてて、仮に150%しかいかなくても、100%よりは、確かに伸びている
 ルーフショット:100%の目標達成がきめれているコミットメント目標を達成する

OKR定着の5つのフェーズ
 学習フェーズ
 OKR推進チーム組成フェーズ
 パイロットチーム運用フェーズ
 型作りフェーズ
→全社運用へ

チームOKRの運用イベント
 チェックイン:進捗、小ゴール、優先事項の確認など
 ウィンセッション:成果の共有
 コンフィデンスMTG:課題の解決
 中間チェックイン:チーム間の認識のずれの修正
 OKR結果レビュー:目標との差異の確認、達成度、ふりかえり
 OKR運用改善MTG:OKR方針、運用ガイドラインの見直し、ふりかえり

OKRの階層 期間
 全 社:1年
 事業部:半年
 自部門:四半期

OKRの導入効果
 プロジェクト全体を俯瞰できるようになった
 自分の仕事が何に貢献しているのかを理解できるようになった
 仕事をやり切ったという達成感

目次
第1章 OKRとは
第2章 OKRをはじめる前のポイント
第3章 OKRの実践
第4章 OKR設定のためのワークショップガイド
第5章 OKR仮想導入事例
第6章 OKR導入事例

ISBN:9784798060958
出版社:秀和システム
判型:A5
ページ数:200ページ
定価:1600円(本体)
2020年12月25日第1版第1刷

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2025年01月15日

Posted by ブクログ

人事評価まで触れていて幅広く基本が紹介されている。
失敗事例がないので本当にうまくいくのかは読み取れない。
この手の図解本は、図解になってない様に感じる。図よりも文字ばっかりだし。単に要約だけ。
導入の具体的な戦術は説明されていた。
最後に実際の導入事例も豊富に載っていた。成功例だけ。
こんなに一杯紹介されていてもあんまり参考にならないと感じた。
ストーリー仕立ての事例が盛り込まれている。これ先頭に持ってくればよかったのに。

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2025年11月12日

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