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Posted by ブクログ
待望の第2巻。毎月新刊が出てくれれば良いのに、と思うほど大好きなシリーズ。
まさか彼女が彼を忘れているとは、と驚かされたのだけど、もし推測通りの理由なら、胸を締めつけられるしかなくて。
でも、また彼女が彼に惹かれていくのは間違いないので、その過程が再度見られるのは、決して悪くないよね。
そして夏草の目覚めでは、三月と一緒に泣いたです。
金星特急シリーズに限らないのだけど、嬉野さんの博識ぶりと旅経験の豊富さにはいつも驚かされる。
雑学好きな自分には、そこも読みどころの一つだよ。
なので、アルちゃんのウザ語りは大好きです(笑)
あー、早く続きが読みたい。
Posted by ブクログ
七百年ぶりに目覚めたユースタスは、恋人の砂鉄のことだけ忘れていた。不安を抱えたまま、一行は次に夏草の眠る東北東を目指すが、その途上で『血の伯爵夫人』の城に誘い込まれ・・・!?アレクサンドリアと呼ばれる人物はいったい誰なのか、蒼眼に追われながら一行は旅を続け夏草の木を探していく。
1巻でユースタスが砂鉄の記憶を失っていて衝撃の展開だったんですが、意外と一番冷静に受け止めていたのが砂鉄で、まあこの二人ならお互いが生きているというだけで乗り越えられるくらいの修羅場はくぐりぬけたきたもんね、と納得はできるものの、ユースタスから距離を保ちつつも守り続ける砂鉄の心境を思うとやりきれない・・・。頼むよ早く思い出してあげてー!夏草ちゃんが目覚めて三月のことは覚えていたというのもまた泣ける展開でした。さんがつううううう、良かったねえええ!!書下ろしの番外編を読んでしまうと余計に涙が止まらないので本誌派の方も絶対に単行本読んで!ください!!蜜蜂が半人前みたいな存在とは分かったけど秘密がまだまだありそうで、続きが気になる。本当に続編読めて嬉しいシリーズ。