【感想・ネタバレ】天離り果つる国(上)のレビュー

あらすじ

飛騨の“幻の城”に織田信長の魔の手が――。戦国武将が喉から手が出るほど欲しいものは、金銀と、鉄炮火薬に欠かせない塩硝。それらは飛騨の「天離る地」で豊富に産するという。宝の眠る里を我が物にしようと企む、織田・上杉・本願寺……。そんななか、天下布武へ邁進する織田信長によって白川郷に送り込まれたのが、津田七龍太である。天才軍師・竹中半兵衛の愛弟子だ。“天空の城”とも言われる帰雲城に拠って、白川郷を治めるのは内ケ嶋氏理。氏理には、野生的な魅力あふれる娘・紗雪がいた。美しき山河と麗しき人々に魅せられた七龍太は、領民の平穏な生活を守るため、内ケ嶋の最強の姫武者・紗雪とともに立ち上がる。そこには、七龍太の出生に関わる、思いがけない出逢いも待っていた。『剣豪将軍義輝』『風魔』の著者、渾身の「戦国エンタテインメント」。

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Posted by ブクログ

2022.6 前半は冒険活劇、途中はベタなギャグで中だるみしかけたけれど後半はジェットコースターのような話の流れ、そして大団円。すばらしい構成の小説でした。

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2022年06月28日

Posted by ブクログ

日経夕刊の書評で絶賛されていたので拝読。書評どおり。久しぶりにのめり込んでしまいました。分かりやすい人物描写と、これまた分かりやすい歴史背景解説。飛騨の里の景色が美しい。次、どうなるの〜と、早く下巻が読みたい、という一冊でした。

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2020年12月09日

Posted by ブクログ

竹中半兵衛つながりで、この本にたどり着きました。
まったく予備知識無く本作を読み始め、竹中半兵衛がもそっと出てくるかと思いきや、愛弟子の津田七龍太が主人公。これまた半兵衛ゆずりの頭脳に、ちょっと微笑めば周りのおなごがほほを染める美男子。
なんじゃこりゃ・・・
と思ったが、いやいや引き込まれました。かなり面白いかった。まだ上巻なので途中までは面白い。

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

宮本昌孝の天離り果つる国の上巻を読みました。
天離り果つる国とは白川郷の事で、野生児のような天女のように美しい沙雪姫と織田信長の家臣の七龍太の運命が絡んでなかなか面白いです。

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2024年03月05日

Posted by ブクログ

内容紹介に「戦国エンタテイメント」との記述があったが、映像にしたら面白いストーリー。
沙雪と七龍太のやり取りはコミカル。あり得ないほどしぶとい敵の下妻頼蛇が強く印象に残った。話がやや強引かなと思う部分もあるけど、割り切って楽しめた。

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2022年01月29日

Posted by ブクログ

面白いな。
歴史小説的な、堅苦しい言い回しと言葉の使い方に、最初辟易したが、読みすすめるとそう気にならなくなって来た。

が、人物設定とか性格設定とかがかなりベタな感じはする。

それでも姫は可愛いし、二人とも幸せに終わって欲しいと切に願いながら、下巻が楽しみ。

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2023年04月01日

Posted by ブクログ

そこそこは面白く、戦国時代ものであるのでとっつきやすい。ただ、ストーリーは深みはなく、伏線もないため、後には残らない。

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2023年02月24日

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