【感想・ネタバレ】妙竹林話 七偏人(上)のレビュー

あらすじ

顏そろえたる7人ののらくら者。さて、しでかすはヘマばかり。傑作滑稽本の初校注書。笑いうずまく傑作滑稽読物、初の校注本――花のお江戸のめでたい正月に、竹林の七賢のむこうを張って、顔をそろえた7人衆。ただしこちらは、妙竹林の七偏人で、することなすこと、人を食ったおかしなことばかり。半可通の大愚をからかって、こののらくら者の面々が、さて、どんな大騒動をまきおこすやら……。笑いの宝庫、江戸期滑稽本の傑作。<上下巻>

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Posted by ブクログ

『明治のおもかげ』で味をしめた方に、更なるディープな道楽者戯作を… はっきり言って、とてつもなく頭が痛くなるくらい、全編これバカすぎる「茶番」しか書かれていません。そのため、読むのにかなりの忍耐力を要しますが、江戸人の遊び方の方向性って、こういうのだったのか…!と、達観できるような気持ちになれます!

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2009年10月04日

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