あらすじ
甲子園、東京六大学野球で活躍し、ドラフト1位でプロ野球の世界に入った選手が、所属チームの「球団職員」に転職したら――?
90年代後半~2000年代にかけて西武ライオンズで活躍した髙木大成が、現在の職業である「球団職員」として経験してきたことを語る一冊。
飛び込み営業や中継映像の制作過程、さらには優勝時のビールかけ中継の準備など、プロ野球ファンにもあまり知られていない世界を、この本で覗いてみませんか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
甲子園、六大学のスター選手。常勝軍団のドライチから引退後は球団スタッフ。プロ野球の裏方も含め球団経営に奮闘する姿を描いた一冊。
筆者高木大成氏。引退後は球団スタッフは異色の経歴だろう。たまたま自分は大学の1年上、早慶戦等で筆者に声援を送った立場、今も西武線沿線に住みライオンズを応援する立場なので、実にきl興味深く本書を読むことができた。
筆者引退後の20年、プロ野球を取り巻く環境の大きな変化。ネット中継だったりパ・リーグの人気復活など、筆者の努力が身を結んできたことは間違いない。
本書を読んで久々に西武球場でライオンズを応援したくなった。
Posted by ブクログ
ドライチで入りながら選手生命の短かった髙木大成選手。しかし、数々の活躍は今でも記憶に残っています。もう少し体が強ければ、栗山選手のように活躍し、生え抜き初の2000本安打も狙えたかもしれません。しかし、引退後の球団社員としての活躍は選手時代以上に大きなものです。これからもライオンズ球団のため、ライオンズファンのために頑張ってほしい。応援しています!
Posted by ブクログ
西武ライオンズで活躍された髙木大成さんの著書。引退後、球団職員になり放映権関係など様々な仕事をされたことが書かれています。実際にテレビ局などで放送してもらえるよう営業する様子も書かれていて、興味深かったです。良書でした。
Posted by ブクログ
球団職員の仕事内容、元プロ野球選手の
セカンドキャリアについて、また球団の企業努力について知ることが出来た。
また、野球選手の苦悩についても知る事が出来た。
Posted by ブクログ
・球団単体での収益最大化。どこで稼ぐか
・チケットアドオンの提供価値
・コンテンツ制作(特に映像)。局制作でなく自前で映像企画、制作、販売。ニュース映像の流通経路変化を促す
・映像、ライツ
・希少価値、裏側、プロが出向く
・セカンドキャリア
・パ・リーグ横連携(PLM)
-----
・ビールかけのリハ、8月下旬から
Posted by ブクログ
野球を見ていて、球団職員という仕事があることは知っていたが、それが一体どんな仕事であるのかは知らなかった。
この本では、その球団職員がどのような仕事をしているのか、どのような工夫でチームを支え、ひいては日本プロ野球の振興に貢献しているのかを知ることができる。
Posted by ブクログ
タイトル通り、プロ野球チームの社員がどんな仕事をしているのか、という内容がメインです
加えて、プロ野球選手OBである著者が、プロ野球選手になるまでの過程で、今振り返ってみると良かったなと感じる出来事や思いがまとめられていたりもして、参考になりました
一番面白かったのは、ビールかけの準備の話。そんなに早い時期から、そんなに沢山の場所を下見して準備して根回しするんやということにびっくりしました
文章がわかりやすく、一気に読めました
Posted by ブクログ
シンプルだけど、プロ野球選手は、最後は体力がものをいうという高木大成さんの言葉が印象的。自分が小さい頃応援していた高木大成さんが今や会社員として、ライオンズ 球団を盛り上げてくれていることにグッとくる。これからも、ライオンズ を応援していきたい。
Posted by ブクログ
①現役引退後の西武HDの社員としての経歴(ベテランライオンズファン達にはある程度お馴染み)
②球団運営から見たプロ野球を取り巻く環境(そこまで突っ込んだ記述がないのがマイナス)
③著者のリトルリーグ入団からプロ入りに至る経歴(ここが本書中で一番面白い。餅は餅屋か)
④プロ野球の今後について
を書いた著者の半自伝的著書。正直③以外はもの足りないが、一番夢中なって観戦していた頃の中心選手として贔屓目の評価。大成さんが球団代表となった暁にはver.2を読んでみたい。
去年から試合中継の解説者として声を聴ける様になったのは嬉しい。
丸善高島屋堺店にて購入。