感情タグBEST3
Posted by ブクログ
サブタイトルの「7割テレワークでも生産性が日本の1.5倍の秘密」に惹かれて。ドイツでは、強制的にテレワークをするしかない流れになったこと、テレワークに踏み切れるような準備がなされていたこと、日本人のように団結を重んじるのではなく個人の都合も尊重されること、国として経済的に余裕があったことなどがプラスに働いた。有給を全部使うのは当然の権利だと思うし、有給とは別に病休が取れる制度を日本でも実現してほしい。また、テレワーク時の自宅での経費補助は当然必要だとも思う。
Posted by ブクログ
ドイツ人になりたい。
と、これを読んだらみんなそう思うはず!
世界大戦で負けたところは同じなのに。
東西に分かれていたから、日本より複雑な状況だったのに。
どこでどう道が分かれたのか?
けっこう、日本人とドイツ人の考え方は似てるのになー。
Posted by ブクログ
労働者が快適に仕事できるかは日本企業では脇に追いやられがちなので、「生産性を上げろ(何とかしろ)」「そのために長時間働け」「失敗したら責任を取れ」で生産性が上がるわけのないループが完成している気がする。ブラック→グレー→ホワイトと転職してきた私は、ホワイト以外の会社で上記のように感じた。
ドイツでは法整備してテレワークを企業に導入させ、企業では部下に有給消化させなかったり健康管理ができていないと評価が下がるシステムになっているらしい。大臣が改革を進めているなんて羨ましい。終始羨ましいしかなかった。
Posted by ブクログ
テレワークの普及状況を示した統計情報と、それを促したドイツ政府(政治家)のしくみづくりを紹介している。
テレワークの定着と生産性向上が進み、ドイツは高い成長を遂げ、国の借金もゼロ。
日本政府が企業を重視した政策をとっている結果、労働生産性の低下+賃金の伸び悩みを生み出している。国の借金の増える一方。
残念ながら、具体的にどうやってテレワーク率の向上や労働時間の短縮を実現したかの説明は無い。←取材不足★マイナス
Posted by ブクログ
新型コロナウイルス下において、ドイツ国民のアンケート結果や、企業がとった対応などが経緯とともに詳しく書かれている。
確かに、政府の財政基盤が日本と比較して余裕があったり、罹患者や死者数などの深刻さがそもそも違うといった点があったりして、単純に日本と比較することはできない。
ただ、まずは法整備やルール化から始めていくドイツの特徴が大きく現れており、色々と参考になるところは多かった。
自分自身も、自己の割り当て業務は自宅で仕事を進め、チームワークで進めるべき仕事は会社で協働して進める、といった方法がいちばん生産性が高いと感じている。著者も言う「ハイブリッド型」での働き方は、日本でも有効なのではなかろうか、と思う。