あらすじ
「コミュ障」で「友達が0人」という、社会にうまく適応できない著者が、多くの挫折を経てたどり着いた、一人でも稼げるようになる技術「ぼっち仕事術」を指南する。コミュ障の人間関係を改善するコミュニケーションのとり方から、収支を安定させるお金の管理の仕方、病みがちな心を整えるメンタルケアまで、コミュ障ならずとも使える実践的テクニックが満載。不安定な現代を生き抜くあらゆる社会人必携のビジネス書です。
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Posted by ブクログ
著者の経験や感情に共感できることが多い。
なんでも一人で抱えてしまい閉じこもってしまうところとか。
不安の乗り越え方、人生戦略、自分のメンテナンスの仕方など具体的で参考になります。
「ゲロ袋日記」タイトルに笑ったけど、この方法は多くの方が提唱してるので、確かに効果があるんだと思う。
コミュ障だけど、客観的に自己分析できて必死に努力するところに励まされた。
終わりの文にもあるように、結局人はひとりでは生きていけない。
読みやすい文体で疲れた頭にも入りやすいです。
Posted by ブクログ
友達0のコミュ障が「一人」で稼げるようになったぼっち仕事術。末岐碧衣先生の著書。「コミュ障」で「友達が0人」でも関係ない。「コミュ障」で「友達が0人」で社会不適合者の烙印を押されてもお仕事はできる。「コミュ障」で「友達が0人」で社会不適合者かもしれないと悩む必要なんてない。もしかしたら自分は「コミュ障」で「友達が0人」で社会不適合者かもしれないと悩んでいる人にとって心強いメッセージが詰まった良書。
Posted by ブクログ
コミュ障がフリーランスで働くって、どうやって
仕事相手とコミュニケーションをとるのでしょう
か。
そういう疑問を抱いて読みましたが、著者はITス
キルが高く、それが強みとして仕事を得ているよ
うです。
コミュ障とはいえ、ビジネスパーソンとして最低
限の振る舞いは心がけており、そのノウハウが本
書の特徴でもあります。
コミュ障ならコミュ障なりに、こうして人間関係
を築けばいいのだよ、と背中を押してくれます。
そして著者が女性であることも特筆される点です。
男は周りに「助けてくれ」と言いづらいとよく言
われます。そんな安いプライドはさっさと捨てて
しまえ、というのも本書のメッセージの一つと思
う一冊です。
Posted by ブクログ
コミュ障かどうかよりも、フリーランスとしてどう仕事と向き合うか、適度な距離感で人と繋がるかという観点で勉強になった
自分の心地よい働き方、丁度よい人間関係を見つけられればすごく幸せだと思う
Posted by ブクログ
コミュ障でも、気ままに仕事して、最低限の生活と自分なりの生活を楽しんでます。
というようなエッセイかなと思い、手にとりましたが、違いました。
わりとバリバリフリーの仕事している方で、フリーで仕事していくうえでの秘訣が詰まった本でした。
会社や組織のルールにがんじがらめになって、つぶれてしまうなら、自分でリスクをとってもの自分のルールで取捨選択(そこには当然責任が伴う)をする方が良いという考え方。
筆者は、いろいろなことに挑戦するし、人とのつながりもきちんと取り付けられ、いわゆる仕事できる人なのでは?という内容。
内に閉じこもりイジイジしているようなところはなく、どちらかというとワーカホリックになってしまうのでは?というようなのめりこみタイプにも見える。
書かれているノウハウは、自らの体験から書かれているから説得力がある。
気になったフレーズ
・自己開示
①失敗はネタになる ②相談すると人を巻き込める
・「安定した収入源の確保」「新しいことをやる」「かけ合わせる」
・「人とつながる」技術
友達にならない でも忘れられない
・オフライン休日、ゲロ袋日記 でリフレッシュ
→ 筆者の10年前のゲロ袋日記のサンプルが妙に生々しくて面白かった。
早く別れた方が良いのではというMさん、実際に別れたとのことで安心
Posted by ブクログ
・読んだ理由
会社の人間関係が嫌になり、自分は組織で働くことができない人間なのでは?と考えるようになっていたときにネットでこの本を見つけ、興味本位で読んだ。
・感想
著者は「ぼっちコミュ障」を自称しており、最近では「ぼっち」「コミュ障」というワードも、到底そうとは思えない人たちまで使うようになってしまった。との言及が序盤にある。
しかし、よくよく読み進めてみると、著者自身も「ぼっちコミュ障」とは思えないようなエピソードが度々出てくる。(辞めた会社の同僚?と辞めた後も度々飲みに行く、同棲している彼氏がいる、社内のチームリーダーに立候補などなど)
恐らく本人視点では、自分は完全に「ぼっちコミュ障」なのだろう。ただ、客観視するとそうは見えない場合が多いように思う。
自分に当てはめてみてもそうかもしれない。
ここから考えられるのは、真の「ぼっちコミュ障」は表に出ることは無いという仮説である。
この世に存在する「ぼっち」を謳う書籍、YouTube、ブログなどは全て「ビジネスぼっち」である可能性が高い。
この本は、そういった前提で読み進めた。
感想としては、とても勇気づけられたし、仕事を辞めても何とかなるかもしれないと思えるようになった。
著者の行動力は素晴らしく、会社を辞めてから小説を書いてみたり、起業を試みてみたり、一からスマホアプリを作ったりと様々に奮闘したようだ。
その中で、安定したフリーランスとして現在に至るまでの過程が描かれており、その原動力は、「自分は本気で独学すればそこそこやれる」という自信なのではないかと思った。
僕自身も人間関係全般は苦手だが、興味のある分野について本気で独学すればそこそこやれるのではないかという自信はある。(本気でやれるかどうかは別だが)
その自信さえあれば仕事を辞めても何とかなると思わせてくれる一冊だった。
Posted by ブクログ
ぼっち傾向なので参考になりそうと手に取りました。
作者の方はコミュニケーション苦手といいつつ、バリバリにお仕事をされて、フリーランスとしての力をつけているシゴデキの方でした。
ですので、参考にするのもおこがましいと思いながら読みました。
以下参考になったこと
・失敗話を打ち明けたり、相談する(自己開示する)ことで人を味方につける
・どんな人と組むとよいか
1、細かいことを、気にしない人
2、任せてくれる人
3、病んでない人
・フリーランス単価設定
1、相場を知る
2、取引きが想定している額を推測する
・人に愚痴れないなら書きまくる
頭に浮かんだことをそのまま一字一句変えずにノートに書き出す
Posted by ブクログ
本というよりブログのようで、筆者の成長のストーリーという感じです。
タイトルにつられて、一人で稼げるようになりたいコミュ障が読んでもあまり参考にはならないと思う。筆者は友達0といっても、普通の人より行動力があるし、頭も良い方だろうし、父親から仕事に繋がる人を紹介してもらってるし、彼氏もいたし。。筆者が失敗を重ねつつ頑張ってきたんだなというのはわかったし、本当の一人ぼっちでは生きていけないっていうのは、同感ですが。
悪い内容ではないけど、タイトルをもう少し内容に相応しいものにして欲しい。
Posted by ブクログ
コミュ障という言葉の正確な定義があるわけではないはずなので別にいいのだが、こういうのはコミュ障と言うのかなぁ?と思う・・・
相手が導師か保護者か支援者なら、この著者は実に上手にコミュニケーションできている。無意識なのかもしれないが、力のある相手の保護本能をくすぐるパパ活スキルが高い。弱みを見せましょうとか、仲良くなることではなく忘れられないようにする=半年に1度連絡しましょうとか、書いてある”ハック”も、NO1ホストホステスのそれともいえる。
両親にかわいがられて育ち根底に人間不信がなく、単に過剰であるがためにトラブりやすく対等もしくは目下との関係に利点を見出していないだけであろうから、本物の(?)コミュ障が期待して読むとがっかりしたり場合によっては腹立たしかったりすることがあるかもしれない・・・
病んでない人とのほうがうまく働けるってみんなや~とか、企画書で言葉尽くすよりモックつくったほうが濃い話ができてはかどるのもみんなや~とか、投資家さんの1000万円はどうしたとか、途中で和田秀樹っぽい人や荻原博子っぽい人が降臨し本の最初と最後ではかなり人格変わってるとか、ツッコミどころは満載で面白く読んだ。”家計簿はたいまつ”とかアナロジーもうまいが、なんとなく、思いつきは実は編集者かも、と思った。(根拠はないが)