【感想・ネタバレ】GAFAM vs. 中国Big4 デジタルキングダムを制するのは誰か?のレビュー

あらすじ

世界の覇権をめぐり、アメリカと中国は今や、抜き差しならぬ関係にあります。特に両国の企業間では、熾烈な争いが繰り広げられています。
2018年12月、中国ファーウェイの副会長兼最高財務責任者(CFO)、孟晩舟が米司法省の要請により、カナダ政府に逮捕されました。この事件は、米国が中国のIT・ネット産業をいかに「脅威」に感じているかを物語っています。

これまで世界経済を牽引してきたGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)を、中国Big4(バイドゥ、アリババ、テンセント、バイトダンス)が猛追し、肉薄しているのです。

果たして勝者となるのは誰なのか?
「コロナ後」を狙う新興勢力の雄とは?

アメリカ勢のグーグルのラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、アップルのスティーブ・ジョブズとティム・クック、フェイスブックのマーク・サッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾス、マイクロソフトのビル・ゲイツとサティア・ナデラ……。対するは中国を代表するファーウェイの任正非と孟晩舟、ハイアールの張瑞敏、レノボの柳伝志、滴滴出行の柳青、バイドゥの李彦宏、アリババの馬雲、テンセントの馬化騰、バイトダンス(ティックトック)の張一鳴、メグビーの印奇……。

『東芝 原子力敗戦』『起業の天才!』の著者が、
彼ら「天才起業家」たちの実像を描きながら、その勝負の行方を占う、世界経済の最新入門書です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

GAFAMと中国big4と呼ばれる巨大なIT企業のそれぞれの設立の様子から現在に至るまで、その対比がわかりやすくまとめられており、最初に読む本としてはおすすめできると感じた。
日本は良くも悪くも、誰かからまねること、現在あるものをより改良することに長けていると考える。めまぐるしいIT社会で日本が遅れをとっている現状を日本企業の特性から何とか打破するためには、中国big4の企業がそうであったように、もっと謙虚に中国企業を見習うことではないのかと感じた。

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2022年05月01日

Posted by ブクログ

GAFAMや中国のIT企業について、聞いたことはあるけどよくわからない、という人への本。

私自身聞いたことはあるけど、その歴史やビジネスについてはよく知らなかったが、この一冊で大体どんか企業なのかは理解することができた。

タイトルのVS構造については、正直どうなるかわからんな、ってのが本を読んでの感想。
経済活動ってスポーツみたいにわかりやすく決着がつくものでもないし、そもそも勝ち負けの基準も人それぞれってとこはあるので。

しかし、この状態で日本はどうするのよ?ってのは、考えないといけないんだろうな。

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2021年10月09日

ネタバレ 購入済み

気になるプラットフォーム

自分にとってはいい本だと思いました。聞いたことのあるプラットフォーム名の成り立ちや創業者の生い立ちからコロナ以降の最近まで、簡潔に書かれてあり、自分はそれらをまともに知らなかったので、コンパクトにまとまっていていいなと、その整理が着きました。その人たちに共通しているのはコンピュータを学んで、生かして起業しており、先発のトレースをしている企業もありますが、現在エッジなのは音声や顔認識などAI?的な方に挑戦しているのかなと思いました。企業にとって消耗戦であることは、消費者にとってもめまぐるしく、その情報処理には疲れを感じています。また一方で、なぜこれくらいのことで、こんなに収益化できるのか、不思議に思いますし、それらのサービスに冷めている自分もいます。あと、国家のあり様、役割の変化がこの本を読んで、私はわかりました。書いてはいませんが、人類の経済史として農業化から工業化、そして情報化と進んだ現在、つぎはモノの自動化(Iot?)とシンプルに私は未来を見据えたとき、実際は不完全なまま置き去りにしているものも、多くはあると思いました。あと、言い忘れましたが、中国の要人幾人かにはフリガナが付いていませんでした。何と読めばいいのかわからないので、付けて欲しかったです。

#タメになる

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2021年06月09日

Posted by ブクログ

GAFAM vs. 中国Big4アリババ・テンセント
0.石油の世紀→dataの世紀 実利があるのか証明はこれから コロナ禍で加速 『ZOOM』
1.ベンチャーの育成は投資家・政府ではない 想い・
スキル・経営 官僚にはない
2.STEMの重要性 
①Science ②Technology ③Engineering ④Mathmatics
3.ゼロ・トゥー・ワン 人と違うことをやる 消耗しない 利益を確保
4.クラウドサービスへ Softを購入しない
5.「家電の改革」⇒今回の最大の注目点
   hardは中国 ハイアール
   softへ注力  GE 家電OS
   日本の戦略は?

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2021年10月17日

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