【感想・ネタバレ】金色青春譜 ――獅子文六初期小説集のレビュー

あらすじ

獅子文六の長編デビュー作で、魅力的な人物たちが恋とお金をめぐり繰り広げるラブコメディ「金色青春譜」他、「浮世酒場」「楽天公子」と雑誌『新青年』で発表された最初期の長編3作を収録。同時代の社会、風俗に〈恋〉〈仕事〉〈家族〉〈食〉を巧みに取り込み、誰もが楽しめる物語に仕立てる獅子文六の魅力が、ここに既に凝縮されている。その貴重な作品群が遂に文庫で甦る。

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Posted by ブクログ

軽妙洒脱。
当時の世相、流行が織り込まれていて興味深い。

「楽天公子」これぞラブコメ!
伯爵役はヒュー・グラントで!

0
2023年01月26日

Posted by ブクログ

「浮世酒場」は執筆当時の時事ネタ盛りだくさんといった感じで、ちょっと私には難しかった。

「金色青春譜」「楽天公子」の二作は、後々の文六作品の原形のような、カラッとした恋愛小説に仕上がっていて読みやすかった。

初期の作品ということで粗削りといった印象はあるものの、既に面白い。

巻末の写真が若くて、神経質そう。こんな愛嬌のある作品ばかり書いているのに。

0
2021年02月14日

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