【感想・ネタバレ】身近な雑草たちの奇跡 道ばた、空き地、花壇の隅……気づけばそこにいる植物の生態のレビュー

あらすじ

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わたしたちがなにげない散歩の途中で出遭う植物の数は、もはや計りしれない領域に突入しています。植物は“動かない”はずの生き物ですが、ヒトとモノの流れに乗って行き来し、その姿をも刻々と変えてゆきます。有史以来、世界中の植物をこれほど気軽に堪能できる時代はかつてありません。

本書では、「雑草」と呼ばれる身近な植物を中心に、よく目を凝らせばびっくりするほど美麗な姿から、不思議な名前の由来、恐ろしく多彩なバリエーション、ディープな生態までご紹介します。ほんの少しのムダ知識で、ご近所のなんてことはない道ばたや空き地も輝いて見えてくる、楽しき植物観察ライフをどうぞ。

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Posted by ブクログ

読書の次の趣味は庭いじり。
とは言え、そちらの方はまるっきりの素人なので庭の花たちよりもむしろ、雑草と呼ばれるモノたちの方が顔なじみ。
よくある、雑草図鑑のひとつかと思い手に取ってみたけれどこれはこれは痛快愉快なエッセイでもあり、植物を読み説く人のための指南書で、より彼ら彼女らを身近に感じられ、蘊蓄ネタもあり楽しいひとときを過ごせた。

道端にいるいる庭にもいるいる草たちに声をかけたくなった。

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2021年08月04日

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