【感想・ネタバレ】トロント最高の医師が教える 世界最強のファスティングのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世界最強のファスティング

この本では、ファスティング(日本で言う断食)の良さについて書かれている。面白い本であったが、後半のファスティングを続ける上での精神的な部分が個人的には必要なかった(つまらないわけではない)ので、評価は3。本来なら4かなぁ。

以下内容抜粋。

ファスティングは、減量や生活習慣病を防ぐ上で非常に効果的である。まず、世間で言われるダイエット法の多くは間違いであることを認識してほしい。例えば、摂取カロリーと消費カロリーの均衡を保てれば痩せるという考えだ。人間の体重はホルモンが舵を取っている。(この本には書かれていないが、腸内細菌も深く関わっている。詳しく知りたい方は、あなたの体の9割は細菌を読んでくだされ!)そのため、カロリーを減らして運動量を増やすのではなく、ホルモンをコントロールするべきなのである。また、一回の食事の量を減らして回数を増やすというのも間違いだ。以下に詳しく方法を説明していく。

○方法。これを長期的に実践したら絶対に痩せる。

1、食事の回数を減らすのが良い。間食をやめよう。
食事の回数は減らすと健康的になる。3回取るべきというのも嘘だ。まずは、間食をやめて徐々に1日二食などに減らしていこう。時には1日一食にしてもいいし、なんなら三日間くらいなら何も食べなくても平気だ。血糖値の低下の心配をする必要もない。ポイントは水分をしっかり取ること。そして、ひとつまみの塩を入れること。頭が痛くなったら、塩を少し増やしても良い。また、食事は一時間以内に済ませよう。

2、物を食べないでいる時間を増やそう。
空腹の時間を増やすほど痩せる。同じ量のご飯を食べたとしても、食事と食事の感覚を狭めて空腹の時間を増やしたほうが痩せる。健康にも良い。16時間何も食べないでいることを目指そう。

3、食材の形が変わっていないものをできるだけ食べよう。
あなたは、同じカロリーでもチョコレートを食べるより、野菜を食べた方がいいことは言われなくても分かるはずだ。加工されていない、生成されていないものを選べ!


○理論
ダイエットをするためには、インスリンについて学ぶと良い。食事をすると血糖値が上がるため、インスリンを分泌して血糖値を下げている。これは大切な機能だ。ただ、インスリンが分泌されるほど、脂肪としてカロリーを貯蓄するようになる。何が言いたいか。食事の回数が多いと、何度もインスリンが分泌されるため、脂肪を貯蓄するようにホルモンが働いてしまう。つまり、太る。逆に、空腹でいる時間が多くなればなる程、脂肪を貯蓄しないように体は働く。加えて、持っている脂肪を燃焼する。だから、食事の回数が減って、空腹の時間を増やせば痩せる。また、ファスティングをすると、良いホルモンも分泌されるので、感覚が研ぎ澄まされたり、集中力が高まったりするメリットもある。
現代人は脂肪としてエネルギーを蓄えているのに、常に食事を食べている。これは、冷凍庫に食材がたくさん詰まっているのに、冷蔵庫に入れる食材を買っているようなものだ。早く冷凍庫の食事を使おう(つまり、断食をしよう)
食材の形が変わっているほど、血糖値を急激に高める。つまり、インスリンが多く分泌され、エネルギーを貯蓄するようになる(太る)。加えて、この急激な血糖値の変化は空腹をより感じさせるし、インスリン抵抗性を高めてしまう。インスリン抵抗性が高まると、糖尿病になる。そう、できるだけそのままの食材を食べよう。(インスリン抵抗性については人体600万年史を読むと、より理解が深まると思います!)


以上。私も1日2食を一年ほど続けていますが、やっぱり脂肪はつきにくいです。また以前は週に2回くらい下痢をしていたんですが、それもかなり少なくなりました。あと、朝飯を準備して、食べてって手間がなくなるのは、時間的にも精神的にも余裕をもたらしてくれるのでおすすめです。

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2021年09月05日

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