【感想・ネタバレ】ピノッキオの冒険のレビュー

あらすじ

ことばをしゃべる木から人形を作ったジェッペットじいさんは,それにピノッキオと名づけて子どものようにかわいがります.やがてピノッキオは広い世界に旅に出ます…イタリアの代表作として100年以上にわたり世界中の子どもたちに親しまれてきた,木のあやつり人形ピノッキオの物語.

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Posted by ブクログ

なじ■ 「わしのことを、おかゆじじいといったじゃないか」「ぼく、とうちゃんを千回もなでてあげたいし、せっぷんでころしてしまいたいくらいだ……」 印象に残る科白が多かったです。文章も好き!

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2010年04月21日

Posted by ブクログ

ちゃんと全部読んだことなった。
こんな破天荒な物語だったのか!
ピノキオ、やることメチャクチャ(笑)

創造主のおじいさんが
最後にクジラの中から出てくるのは
なんとなく知っていたけれど
まさかピノキオを探し歩いていて
そんな目にあっていたとは。

なんでも、あとから話を
継ぎ足し継ぎ足ししていったのだとか。
それなら一貫性がないのもわかる。
まあ、ナンセンスのおもしろさもあるし
長年愛されてきたのは
それなりに理由があるのでしょう。

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2025年04月01日

Posted by ブクログ

 まず、破茶滅茶な話に驚いた。
ピノッキオは、木ぎれの状態から話し出す。
そして本能のままに行動し、ちっとも学習しないから、痛い目に何度もあう。
 これって本当に子ども向けの話なのだろうか?
そう思いながら読んでいてわかった。
滅茶苦茶だ、と思うのは大人になってしまったからなのではないか、と。
 冒険に正しいとか、正しくないとかはなく、どんな体験をして、どんな気持ちになるのかを知ることが冒険なのだ。

 読後、NHK100分de名著のサイト記事を読んだ。
当時のイタリア国内の状況を知ると、味わいが多面的になった。

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

くすぐったがったり文句を言ったり「生きている材木」で操り人形を作ると一人で動き出した。/コオロギが何度も復活するが、もともと寿命が短い虫だから転生か集団知か/「仙女さま」は年齢が初め少女でしだいに歳を取るのが早く、しまいには母親の如くなる。ゼペット爺さんの遭難に介入しないのはおかしいとも言えるが、子が立ち直らなくてはどうせ救われないのだ/善意は裏切られ…貧困、飢え、無知を捉える陥穽=「無知は飢えよりも残酷」、残酷と陰惨、社会の不正・不平等、恐怖、非人間的搾取、悪人は巧緻、「善人」はナイーブ=犯罪を助長する

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2022年01月08日

Posted by ブクログ

学校に行かない、勉強しない、親の言葉を聞かない、働かない、など良くないことを戒める物語なのだろう。

3年間にわたり、新聞に連載されたとか。
登場人物は変化して、矛盾するところもあるようだ。

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2014年10月13日

Posted by ブクログ

無論、ディズニー映画『ピノキオ』の原作です。

けっこう長くて、ピノッキオが忠告を聞かずに、何度も何度も何度も失敗をしまくるのだけれども、そんな懲りないピノッキオが凄く可愛い…。

この原作にけっこう忠実なカタチで、おっさんのロベルト・ベニーニがピノッキオを演じていた2002年の実写映画を前に見た時は、ピノッキオは全く可愛くないし、バカ過ぎてうんざりしたものだが…(笑)

ひとつの章が短めで、文章が軽妙なので、テンポ良く読めました。

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2011年11月24日

Posted by ブクログ

こんなに無茶苦茶やったっけ?と思いましたあと、訳が非常にくどい言い回しです。お話自体は、色褪せることもなく、大人が読んでも十分楽しめるかと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ディズニーのものとかなり違う。ディズニーはこの中から、純粋に綺麗だなぁと思われるところだけ取り出し、大衆向けの綺麗なお話に作り上げたのだと思いました。

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2009年10月04日

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