あらすじ
ベストセラー『クマムシ?! 小さな怪物』から一三年.沈黙を破る著者二作目の舞台は,なんと南極! 白夜の夏,キャンプのような野外調査.食生活は意外とグルメ? 寄せては返すペンギン,なぜか土下座をする隊員…….時に笑い,時にぶつかり,苦楽をともにする仲間たち.生物学者が見た極地の自然とは? [カラー口絵8頁]
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Posted by ブクログ
クマムシという微生物の研究者が南極へ行った時の日誌のような本だった。
まず、参照図が「参照」と同じページに表示されているので、見やすい。
時々登場する小学生の娘さんへのメールが、なんだか日常の私たちとの架け橋になり、良い。
ラングホブデの地図は地名がざくろ池、雪鳥小屋、四つ池谷となんだかファンタジックでワクワクした。
生物の研究者らしく、鳥の名前にも詳しい。
毎日の天気や食事の内容まで書いてある。
遠い南極に想いを馳せることができる本だった。