【感想・ネタバレ】文在寅時代の韓国 「弔い」の民主主義のレビュー

あらすじ

盧武鉉元大統領の衝撃的な死とセウォル号の惨事という二つの悲劇から生まれた文在寅政権.公正と正義の実現を追求し「積弊の清算」を掲げた変革の道は,国内外で激しい毀誉褒貶と軋轢を生んでいる.妥協を知らない民主主義への希求は,韓国をどこへ導くのか.誤解と歪曲に満ちた韓国理解を塗り替え,リアルな姿を伝える.

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Posted by ブクログ

盧武鉉時代から、李明博、朴槿恵、そして現在の文在寅までの韓国の政治状況を教えてくれる。セウォル号の悲劇で、時の政府の不甲斐なさと不正義があぶり出され、政治を一部の者で壟断したことに怒った多くの市民・学生が参加したろうそくデモで朴槿恵政権は倒された。次の大統領選挙では進歩勢力の文在寅が当選した。当初の支持率からの降下はあったが、コロナ・パンデミックでの対応で支持率が上がっているらしい。過去の清算では韓国が納得するような対応を日本が取ることは難しいだろう。絡み合った紐を解くことができるのか?

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2020年11月26日

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