【感想・ネタバレ】重版未定2のレビュー

あらすじ

「かすり傷」の痛みを知れ! 編集者はいつだって満身創痍!
出版業界のリアルを描き、本好きを震わせたあの漫画が待望の復刊!!

弱小出版社「漂流社」の編集者である主人公は、断裁工場で壊されていく本を見て涙する。
「売れる本より残る本をつくります! 」己が作るべき本の姿を見極めた主人公は、渾身の企画に着手するが、「著者失踪」という絶体絶命のピンチに見舞われ……
こんなあるあるはなしでお願いします!――漂流社血風録をとくとご覧じろ!

〈目次〉
第16話 転職
第17話 断裁
第18話 造本
第19話 新企画
第20話 打ち合わせ
第21話 刊行ノルマ
第22話 取材
第23話 紙はよく燃える
第24話 打ち合わせ その2
第25話 ラフ
第26話 デザイン
第27話 デザイン その2
第28話 逃走
第29話 代筆
第30話 重版出来
おまけ 異世界
おまけ 異世界 その2
あとがき【描き下ろし】

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Posted by ブクログ

表紙は編集部員のバケツさん。舞台は小さな出版社の漂流社。社是は「流されるな。流れろ。」満身創痍の各社員のキャラが唐突で戸惑いますが、慣れると愛着がわきます。それぞれに結構教養が高いのです。でもときどき乱暴な物言いをしますが、業界ではこうなのでしょう。読者のことを考え、書物を愛する主人公には敬意がわいてきました。「おもしろい本をおもしろいと信じて編集した自分を信じろ」「この世で自分ほど信じられないものもないと思って生きてきたが、少しは信じてみるか。」感動した私は単純でしょうか?まあそれでもいいです。

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2021年12月05日

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