あらすじ
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大学、短大への進学率50%に達しようとしており、またすでに社会に出て働いている人が、再び勉強をしたいという要望も増えています。大学開放化の変化のなか、新入生の学力レベルは多様化して来ています。本書は、このような教育的・社会的変化の下に書かれました。
本書を学んでいくのに予備知識はほとんど必要としません。行列、行列式、連立1次方程式などは、計算だけに注目すれば四則演算の延長に過ぎず、練習問題を繰り返し解くことで、誰でもできるようになります。線形空間、内積空間も、2次元や3次元の空間実ベクトルの勉強から始めて、具体的なイメージを読者がつかめるよう図を多用して解説していきます。練習問題にはすべて、詳細な解答がつけられていますので、自学自習にも最適です。公式集などポイントとなる記述には、イラストを配置して、読者の目を引くように工夫しています。[本文2色刷]
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
どういう解き方をすればいいかなどは非常にわかりやすかったが、なぜそうなるのかといったような説明が少なかったため、そのあたりは他の参考書で補強する必要があると感じた。
Posted by ブクログ
線形代数の2冊目。例題と練習問題が豊富で、計算過程も詳しい。厳密な説明はほとんどなく、「やっていることの意味が大体わかる」「とりあえず簡単な問題(高校数学以上、大学数学未満)が解けるようになる」ことを主眼としている。いわば、高校数学と大学数学(入門)の橋渡し的な位置付けということになるだろう。
行列やベクトルの知識がほとんどなくても読めるようになっているが、一応数Ⅱレベルまでは押さえてから読むのが良さそう。