あらすじ
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日本をはじめ世界に棲息する有毒生物や毒を使った事件などを、300枚以上の生態写真・関連写真・化学の構造図などで紹介します。生物の種数と毒の構造図はあわせて250種類以上。毒物の世界を知るのに最適な一冊です。
感情タグBEST3
入門の図鑑としてよかった!
よかったです!植物、動物、きのこ、など色々取り上げられているので、取り扱っているそれぞれの種類は多くないものの、内容は濃く、求めていること(何の物質が毒で、どのくらいの量、どの辺りに多く含まれる、など)ぜんぶ確認できたので満足してます。自分は植物に興味があるので、次は植物特化のものを購入しようと思います。
Posted by ブクログ
毒物に関する生き物だけでなく、化学物質も取り扱ったビジュアル本。山歩きの際に出会いそうな植物、キノコ類、ヘビ、昆虫類等のスタンダードな情報から、毒物を使った殺人事件で最近の有名なものから古いものもいくつか取り上げられていて、意外に面白かった。殺人事件簿が最初にあるところがミソだったのかも。半年ほど前に読んだ「毒薬の手帖」を少し思い出しました。
基本的には図鑑なのですが、個人的には、スベスベマンジュウガニって名前だけよく聞くけど、毒で食べらないからだったんだなーと思えたトリビア的なところと、カモノハシやスグロモリモズの哺乳類・鳥類が取り上げられていたのがうれしい点でした。加えて、毒性物質の構造式が載っている点が有機化学をかじったことがある人にとってはニンマリするかもしれません。