【感想・ネタバレ】蝶は窓辺で恋に微睡む 年下夫はひたむきに愛を隠すのレビュー

あらすじ

アクロスティア王国の王女、エディルレーヌは11歳のときに3歳年下の隣国の第四王子であるアーヴィングを夫として迎える。初対面の印象こそ悪かったものの、二人は姉弟のようにお互いを想って過ごしていく。やがて10年が経ち大人へと成長したとき、アーヴィングから姉ではなく妻として想われていることを打ち明けられ、戸惑うエディルレーヌ。そして同時期にアーヴィングの出身国・メルバーナが滅亡し、彼の家族が皆自害したという知らせが入る。二人の婚姻はこのときのためのアクロスティア国王の策略だったと知ったアーヴィングは彼に刃を向け、反逆者として幽閉されてしまい……。国同士の争いに巻き込まれていく一組の夫婦の、愛と真実の物語。

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ネタバレ 購入済み

泣いた

作家さん買いです。

大変おもしろかった。映画化してくれんかと思うほどおもしろかったです。

アーヴィングが、時々荒れた言葉使いするシーンでは毎回胸が締め付けられました。
エレルディーヌ(朧げな記憶)の性格もとても好感が持てたし、悲劇のラストに向かってるように見えた終盤はもうハラハラしどおしでしたが、アーヴィングのキレた頭脳が素晴らしいラストでした。

子だくさんで楽しい家庭が築かれるといいなぁ。

#泣ける #感動する #ドキドキハラハラ

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2024年01月31日

匿名

ネタバレ 購入済み

一途な愛に感動した

人質として大国に嫁ぐヒロインはよくあるが、逆バージョンは初めて見たけど良かった。ヒーローの一途な深い愛に感動した。ヒロインの両親はスピンオフになりそうな設定だったのに、ヒロインの父がヒーローを処刑しようとするのは見せかけかと思ったのに本気だったし、罠に嵌めてヒーローの家族を死に追いやりヒーローも正当に処刑しようとしたりヒロインを再婚させようとしたりして、この父親のスピンオフはないなーと思った。一番の悪役だったな。両親の、主人公かのような説明は不要なのでは?
ヒーローは子どもの頃からヒロインだけを一途に深く愛していて胸が熱くなった。最後の展開に感動した。これから二人はどうやって生きていくんだろうかと疑問に思ったが、よくある地位や名誉や財産を得て安泰となるありきたりな終わり方ではなく、ヒロインとヒーローが何もかも捨てて二人きりで生きていくという予想に反する終わり方だったのだがそれも良かった。スパダリすぎるヒーローよりもこういうヒーローの方が好き。ヒーローの身代わりになった騎士とは再会してほしい。ヒーローの深い愛にとても感動する良い作品だった。エピローグで旅立った直後の話があったのが良かった。

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2023年12月01日

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