あらすじ
準備さえきちんとすれば、誰でもいつでもセミリタイアできる! 実際にセミリタイアから本格リタイアまで、石橋を叩きながら計画的に準備を進め、ついに2020年10月31日に40代で退職した、超慎重派会社員の人気ブロガーが、いいことも悪いこともリアルに綴った、日本一役に立つアーリーリタイア指南本です。できれば定年まで働きたくないと思っているが、何をどうしたらよいのかわからない人向けに、リタイアの心構え、年金、貯金の仕方、資産運用法などについて、図版を交えわかりやすく説いていきます。
【桶井道(おけいどん)よりメッセージ】
こんにちは。僕はブログ『おけいどんの適温生活と投資日記(アーリーリタイア、世界高配当・増配株投資)』を運営するおけいどん(アルファベット表記はokeydon、漢字は桶井道、ちなみにツイッターは@okeydon)と申します。
このたび、僕のアーリーリタイア完了までの道のりと、そのための投資についてお伝えする機会をいただきました。
2020年10月、僕は約25年間のサラリーマン生活を卒業し、それまでの貯金と投資で築き上げた資産約1億円とともに、晴れて「FIRE」を達成しました。
世の中では「FIRE」というライフスタイルに注目が集まっています。
FIREとは、「Financial Independence(経済的自立)」と「Retire Early(早期退職)」の頭文字をとった言葉です。
僕なりにFIREの意味を説明すると、「まずはお金を貯めて、貯めたお金を投資に回し、お金にお金を稼いでもらう仕組み(=経済的自立)を作る」。そして、日々の支出を投資の運用益でまかなうメドがついたら「会社を辞めて(=早期退職)、投資で得られるお金を中心に自由&快適に生きていく」。これを実現した人が「FIRE達成しました!」などと宣言するわけです。
別の言い方としては「会社でこき使われるのは嫌だ」「自分の好きなことだけやって生きていけたらいいのに」「自由気ままに働かないで暮らせたら最高」といった思いを叶えてくれるかもしれないのが「FIRE」です。
本書では、僕自身がFIRE達成までの道のりで得た経験、知識、情報すべてを、ちょうどいい温度でこの本に注ぎ込みました。
その「適温情報」を参考に、どうかお金に一切困ることのない、快適で自由で幸せな人生を手に入れてください!
※『今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術』の「はじめに」より抜粋
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
同著者の「時をかける貯金ゼロおじさん」が面白かったので読んでみた。
具体的な銘柄やどういう点に着目して投資先を選ぶのかという点はかなり勉強になった。
しかし、さすがに40代からでは遅くない…?と思ってしまった。
20代、実家暮らしの安定収入、お金のかかる趣味なしな人向け。ターゲット(タイトル)を変えた方がいいと思った。
実家に住めなかったり子供がいたりしたら真似できないかな。ただできるところは参考にしたい。
Posted by ブクログ
「ケチは財を成す」という著者の言葉が印象的だった。確かに、手取り収入の半分以上を貯金と投資にまわし、物欲を捨てていけば、FIREまでの道のりは堅い。毎年服を買わない、バッグは3つまで、という例は分かりやすい指標だ。ケチというと聞こえは悪いけれど、必要なものだけに惜しみなく使うと考えれば、寧ろ理想とすら思える。
まずは、「◯歳までに資産◯万円を作って早期退職」という実現可能なゴールを設定する。そして、「これ売れないか?」という視点を持ちながら、不用品の現金化と処分を進め、必要なものだけで暮らすための行動をしていこうと思った。
また、米国の高配当株や、日本の手堅い企業の株銘柄の一覧は参考になった。米国会社四季報というものが存在することは知らなかったので、見かけた時に見てみたいと思う。
Posted by ブクログ
高配当株でリタイアした著者の体験やノウハウを主に綴った本
主に投資についての記載が多く、
それ以外はマインド的な話だった印象
やはりタネ銭をいかに作り出すかが課題だなぁと感じた
Posted by ブクログ
FIREに関心があって読んでみた。
47歳で1億の資産を形成してFIREを達成した著者が、そこに至る経緯の実体験をリアルに書いている。
親から引き継いだ資産があるとか、すごく高給というわけでもない一般的な人なので、自分にもできそう!と参考になる。
実際にFIREをしなくても、給料以外の収入源を作って、会社から経済的にも精神的にも頼らずに済むという状況を作るのは、長い人生の中で有用だと思う。
Posted by ブクログ
1.FIしたいと思っているから。
目標:50歳で1億貯める
2.FIREしている人を見ると、20代から投資を始めている人が大半で、長期戦略でプランを考えています。しかし、本書では典型的な日本人気質、日本企業でバリバリ活躍された方が書いていますので、投資するために一歩踏み出す勇気がどれだけ怖いかなども共感したうえで始まっています。
FIREするためには支出、貯蓄、投資の三原則を守っていくことが基本となります。本書では、日本人向けに書かれているので、どのような部分にどう使っていくのかなどを具体的に日常ですぐに使えるレベルに書かれているので、わかりやすくなっています。ボリュームも多くないので、読みやすい1冊です。
3.日本人向けFIREの教科書的存在として君臨するのではないでしょうか。FIREは日本ではあまり認知されていなかったため、外国人が著者になっている場合が多く、年金などの勉強は自分でするしかありませんでした。しかし、この本では、年金制度のことや保険のこともしっかり抑えたうえで、書かれていたので良かったです。年金や保険についてあまり知らない人も、興味を持ってほしいと強く願っています。
Posted by ブクログ
とても読みやすかったです。
石橋を叩いて壊して作り直すくらい慎重な作者さんが投資で財を形成してきたのは凄いなと思いました。私のイメージだと慎重な人は投資をしないイメージだったのでとても新鮮でした。
FIREには
「financial independence, remain employed
→経済的自立はしながらも雇われて働く」
という解釈もあるとのことなので自分にあった
FIREを見つけていこうと思いました。
Posted by ブクログ
「ケチは財をなす」の行動原理のもとで著者の消費、貯蓄そして投資のサイクルは徹底している。
印象に残った一文として
収入の半分を貯金して、残りの半分で生活するということは、働いた時間と同じだけ、働かなくても生きていける将来の時間を確保することを意味する。
なかなかマネできそうにない事もあったが、FIREに少しの憧れも抱いた。
Posted by ブクログ
わかりやすい言葉で書かれているので、あっという間に読み終えることができます。
すでにこの手の本は何冊も読んでいたので、特に新しい発見はありませんでしたが、若い人が早い時期に読むと、この作者のような経済的自立について、知る事ができるかと思います。
Posted by ブクログ
1 会社員のころ、どういう気持ちの変化でFIREを目指すようになったのか
2 FIRE達成前に準備しておくべきこと
3 FIRE後にするべき事
などが、詳しく書かれています。
年収400万円でも、貯金and投資で数十年をかければ、資産1億円も難しくない。
給料の半分で生活し、もう半分は投資に回す。すると、働かなくても生活できる日数が1ヶ月ずつ増えていく。
FIRE後はミニマリストみたいな「適温生活」を目指す。少しずつ物を減らしていくと、不思議なことに物欲も無くなっていく。
投資先は、主に米国の高配当株式。
など、今回のFIRE本も、とても勉強になりました。
Posted by ブクログ
FIREを達成したおけいどんさんの本。結構初歩的なことばかりだったので、さーっと斜め読み。だいぶ順番待って借りたんだけどな。しかしそれだけFIREに注目が集まってるってことだよな。この田舎でも。改めて、仕事をやめた後のお金の引き出し方とか計画をきちんと立てようと思った。
Posted by ブクログ
人気ブロガー「おけいどん」さんのFIRE本。「年収460万円の自分でもFIRE出来た!」を謳っているが、相応の生前贈与を受け就職後実家暮らし?のようなのでそれなりに割り引いて読む必要はあるが、FIRE後の実体験の基づいた率直な感想や生の声は貴重で面白い。安分守己の大切さを知る。
後半でかなり具体的に投資手法(FIREの4%ルールを、おけいどんさんは個別高配当株中心に構成)を公開しており株式投資本としても参考になるだろう。但し個別株のβリスクをそのまま負うことになるのでFIRE戦略として正しいかどうかは判断が分かれるところ。
FIREを考えている人はひとつの事例として読んでみるとよいかもしれない。
40台可らでは流石に遅いかも
若い人が時間をかけてコツコツ。という内容でした。
ただ、資産形成の考え方としては年齢関係なく参考になります。