あらすじ
◉50言語に翻訳される世界的ベストセラー!
◉英語版170万部突破シリーズの最新刊
「この本はテクニックの本ではない。思考に対する考え方や心構えの本だ。
自分の思考を理解し、自分の思考を向上させる方法をみなさんに伝授したいと思っている」
(「はじめに」より)
■50カ国以上で読まれている世界的ベストセラー
世界的ベストセラー“Rules”シリーズの最新刊。
幸せで成功した人生を築きたいあなたに向けて、
より明確に、効果的に、合理的に考えるためのルールをまとめた一冊です。
■よりよく生きるための思考のガイドライン100
・さまざまな考え方の人と付き合う
・問題と自分を切り離して考える
・「今、ここ」に集中する
・自分の感情を把握する
・逆の視点から考える
・意思決定に時間をかけすぎない
・本当に問題があるのか確認する
・最初に思いついた答えで満足しない
・制約を外して考える
・選択肢Cを見つける
・因果関係を正しく理解するetc…
本書には、“知られざる思考のテクニック”は載っていません。
幸せで成功した人生を築くための正しい思考習慣が集められています。
この思考習慣を身につければ、一流の頭脳と精神を手に入れることができるでしょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
出てきたアイデアに色々な光を当ててチェックしているイメージ。もののみかたのヒントとかかれている。日立の落ち穂拾いを思い出しました。
テンプラーの ruiesシリーズの一冊。
Posted by ブクログ
批判的思考を手に入れるメソッドの章が特に印象的。
誰しもある「確証バイアス」を危惧し、自分を客観的な視野で捉え新たな意見を快く受け入れる方法について述べてある。
「統計は信じない」の項を読んで、まさにその視点を持っていなければならないなと痛感。隣に置いていたFACTFULNESSを今一度良い意味で懐疑的に読み返してみよう。
序章にも記してあるが、この本は行動指針について具体的な方法を述べているのではなく、主に第一段階における考え方、思考法について重点を置いている。
見開きで一つのトピックに触れてあるので、とても読みやすく、目次と本項を行き来しながら読める。
Posted by ブクログ
全体的に今まで他の自己啓発本で読んだことあるような内容だったので、あまり目からウロコというのはなかった。この本には100個のルールが各4〜5ページでまとめられているが、途中から太字部分だけ読んで、各ルールのエッセンスをさらっと見る感じになった。
【印象にのこったフレーズ】
・冒頭から「子供の頃、たいていの人が親の言うことはすべて正しいと思っている」という文章が出てくる。自分が素直なタイプだから親の言うことがすべて正しいと思っていて、小学校の友人に対する偏見も正しいものと思い込んでしまったのだと考えていたが、親の言う事が正しいと思うのは生物学的に当たり前なのだと認識できた。
・著者は風邪を引くと「あ〜、具合が悪い」と口に出していうタイプだそうだが、一方で著者の義母は、風邪を引いていても体調は万全だと言い張るらしい。実際、義母の方が風邪を引いた時のダメージが著者より少ないとのこと。問題が起こっても大騒ぎせず、その事実を無視するくらいの態度が時には大切なのだそう。
→仕事が少々忙しくても「いけるいける」って感じのノリだと精神的にも楽なのかも。やりすぎると過労死するが、、
・自分のことを好きな人は、逆境に対処する能力が高い。自尊心を高めれば、レジリエンスを高められる。自尊心とは自信とは異なるものである。自信は自分のスキルや能力に価値があると信じることだが、自尊心は自分に本質的に価値があると信じる気持ちである。
・アインシュタインは、子どもの知性を育てたいならおとぎ話を読んであげると良いと言ったという。齋藤孝の本にも書いてあったが、小説などはイメージを浮かべながら話を聞くことで想像力が鍛えられるので良い。
・イギリスでは、「わが国はEUの一部であるべきか」という議論が半世紀以上も続いているが、いまだ答えが出ていない。なぜ答えが出ないのかというと、この問いに正解も間違いもないからだという。
→この手の政治問題について、何が正しいのかちゃんと勉強しないとなぁと漠然と思っていたが、ある視点から見れば答えAが正しいし、違う視点から見れば答えBが正しいのだろう、そういう思考方法でいるのが大事だと改めて気付かされた。