あらすじ
柏葉幸子の長編感動スペクタクル・ファンタジー!
三人きょうだいのまんなかの紀恵(小5)。誕生日なのに、家族は誰も気づかない。
家出して公園のブランコにすわっていたら、黒猫が「家族になってくれる人をさがしている」と話しかけてきて……。
紀恵がワープした島には、新しい家族が待っていた。お父さんはピエロ。そしてお母さんは、「魔女」。
紀恵は念願の一人っ子になれたが、母モティは不良魔女だった!
この珍家族が島の人々のトラブルを解決……できるのか!?
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Posted by ブクログ
「三人兄弟の真ん中って、育てるの難しいから、よくよく気を付けてあげて」というのは、よく聞く話だ。
なのに、紀恵(きえ)のお母さんは、あまりに紀恵の気持ちに無頓着すぎる。
紀恵一人におつかいを命じるのではなく、姉と、または弟と「二人で行ってきて」といえばいい話じゃないか。
そのうえ誕生日を忘れる?
そういうお母さんなら、お父さんなりお姉さんが根回ししとけよ。
家出した先は、日本のような外国のようなクロワッサン島。
魔女モティの娘として暮らすことを約束させられるが、モティは口が悪くて面倒くさがり。
島のみんなの悩みを解決する気はさらさらない。
そんなモティを、お父さん役のピエロと共に、なだめたりすかしたりして動かしていくのだが。
下の子どもが小学校に入ったタイミングで、夢だった魔女になりたいと、家族のことを顧みずに部屋に引きこもって独学で魔女修行するお母さんとか、ひとり立ちする解消がないから老いた親の心配をする振りして親の財産を狙う息子とか、家族の問題ばかりが寄せられるが、どれもなんだか読んでて腹が立つ。
特に家族を顧みない母親!
部屋に引きこもっていて、子どもが病気になろうと淋しい思いをしようと知ったこっちゃない。
でも、生活の面倒は夫と小学生の子どもたちがしてるんだよ。
上げ膳据え膳で好きなことしてる母。いらん!
子どもが大人になるまで、または子どもが寝た後に魔女修行するわけにはいかんのか?
いろんな家族の姿を見て、紀恵は家族が懐かしくなり…気がつくと元の世界に戻っていたのだが。
あんなに仕事が忙しいと言っていたお母さんが会社を休み、紀恵にも学校をさぼらせてふたりの時間を作る。
やればできるなら、もっと早くにやりなさいよ。