【感想・ネタバレ】最後の紫電改パイロット 不屈の空の男の空戦記録のレビュー

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Posted by ブクログ

菅野大尉に関するエピソードを求めて手に取った。

笠井氏ご本人のお話を元にしているため、特攻などに関してもその頃の情勢を思わせるように淡々としている。
菅野大尉や杉田兵曹などの語り口が活き活きとしており良い。
予科練時代は特にやんちゃなエピソードも多く、本当に普通の年相応にふざけたり笑ったりする若者達が命を掛けて奮闘し戦死していったのだと切に感じた。
紫電改と初めて対面した際のエピソードは特に心に残った。思想的政治的に偏った見方ではない、当時の戦闘機搭乗員の素直な心情が描かれていると思う。
二章で出てくるコックリさんのエピソードは戦中の悲惨さを感じるが、そのいい加減さが少し微笑ましくもある。

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2022年08月27日

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