【感想・ネタバレ】東宮御所の稀なる妃~比翼のつがい、連理の運命~【特別版】のレビュー

あらすじ

けだものに落ちてもあなたがほしい

求められたら逆らえない――。特使として厄介払いされた大国の皇子ウーは、瑞穂国の東宮・英明の寵愛を受ける身になるが……。

大国の皇子ながら産み交わることに特化した第二の性「卑」として生まれたウーは父帝から疎まれ、特使の名目で瑞穂国に送られる。国を追われた事実を伏せ主上への挨拶に臨んだウーだが、そこで卑を孕ませる「尊」の存在を感じ、想定外の誘惑香を発してしまう。祖国の悪夢が蘇り絶望感にとらわれるウー。しかしこの国で卑は「稀人」と呼ばれ尊重されていると知る。その後迎えた宴の席、あのときの尊――「貴人」である東宮・英明になかば攫うように連れ去られ、立場からも己の性からも逃れられず彼の尊いものを受け入れることに…。

紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!

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感情タグBEST3

購入済み

私のなかで、はずれない先生なのですが。オメガバース設定に引っ張られてるのか、いつもの切ない気持ちの揺れ動きが、少なかったかな。溺愛がお好きなら楽しめるのでは。

1
2021年03月04日

ネタバレ 購入済み

基本溺愛で良かったのですが、細かい点が気になりました。瑞穂国としているものの、弘徽殿などはそのままなのでなんとなく違和感。大陸から来たウー(翠玉)も言葉や文化の違いをあっさり越えて妻におさまり、幸臣はキーパーソンかと思いきや最初だけ、最後に名前のみ再登場してそういえば居たなという感じ。東宮に前妻がいたことは必要だったのか?とも。翠玉の葛藤はとても理解出来ました。幸せになれたようでよかったですが、いろいろと腑に落ちない部分も多数でした。

0
2021年03月10日

ネタバレ 購入済み

古典ぽい雰囲気だけ

う~ん……夕映月子さんのお名前で
期待しすぎたのか…。

作者が古典好きだそうで、確かに
古典ぽい雰囲気は存分に味わえたけれど、
言い換えればその雰囲気を除いたら、
超薄味に感じました。

特に、受の発情の匂いで攻パパ(帝)が
受に求愛の文を寄越した時。

父帝のお召しを断った
受がどういう処罰を受けるか
わからないからといって、
受に「どうしますか」って……!
どんなにハイスペでも読者として萎えました。

0
2021年03月16日

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