【感想・ネタバレ】渋沢栄一 国富論のレビュー

あらすじ

虚業に走り経済道徳をなくした現代こそ渋沢の声に耳を傾けたい。個々人の公益と利益の追求とは何かを問う名著。
渋沢栄一の言葉から、個々人の公益の追求と私益の追求とは何かを問う。大著「青淵百話」より、公利公益の哲学を中心に再構成。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

個人の利益とともに、国家社会にも利益を持たされる事業であるかどうかが重要で、自分の利益ばかりを打算的に考え、社会への公益を顧みないものを慨嘆した
企業要領①その事業が果たして成立すべきものなのかどうかを深く考えて引き止めること②個人の利益と共に、国家社会にも利益をもたらされる事業であるかどうかを理解すること③その企業を起こす時期が適当であるかどうかを判断すること④事業成立の際に、経営者として適当な人物がいるかどうかを考えること
富は決して一個人の財産ではなく、社会共同の産物であることを忘れてはいけない
都会の人口が増加したからといって、この事実によってすぐに都会が反映し、国家の富が増加したと言う事はできない
筆の寿命が日、墨の寿命が月、そして硯の寿命は人の一生の長さで数えられるのは、結局その品物が各々異なった性質を備えているからのことである
要するに井伊と言う人は、善にも悪にも恐れ従い、恐ろしいことにも親しみ、憎んでことにも従うだけの者である

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2021年04月16日

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