【感想・ネタバレ】拳豪伝のレビュー

あらすじ

時は幕末、「拳骨和尚」物外の、愛と武勇の遍歴ー幕末の動乱の世を生きた「げんこつ和尚」武田物外(もつがい)の、愛と武勇の遍歴。武家の長男に生まれながら、幼時の喧嘩で相手が死んでしまい、剃髪する。剣と柔術の道を極め、京都・壬生(みぶ)の新選組道場に現われてその荒稽古を嘲り、近藤勇の挑戦を受ける晩年まで、人並み外れた怪力の持ち主の、気骨の生涯をたどる痛快時代巨編。

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Posted by ブクログ

 常識はずれの怪力僧・武田物外の生涯を描いとります。自らも剣道や居合の高段者である津本氏の作品はリアルな撃剣シーンが大きな魅力です。しかし、この作品の場合は、リアリティを求めるより武田物外というスーパーマン的な人物の活躍を手放しで楽しむのが正解。ある意味ファンタジー小説かも知れない(定義は知らないがw)。げんこつ和尚は本当に痛快。スッキリ気分を味わいたい時にオススメ。

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2009年10月04日

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