【感想・ネタバレ】おかあさんといっしょがつらかったのレビュー

あらすじ

すべての親である人へ、誰かの子供である人へーー。「 毒親 」に育てられた著者が辛い過去を断ち切り、幸せな現在を手にするまで。

子供に罵詈雑言を浴びせ、事あるごとに暴力をふるい、妄信する新興宗教に付き合わせ、挙句の果てにお部屋にこもり酒に逃げる…
そんな『おかあさんといっしょ』にいた生活がいかに苦しかったかのか。そんな環境からどうやって抜け出して、自分の人生をやり直せたのか。家族関係に思い悩む人だけでなく、あらゆる人間関係でつまづいて立ち止まった人に、そっと優しく寄り添うエッセイです。

押見修造、賞賛!

描くことでしか癒せない傷がある。たとえ誰かに叩かれようが、罪悪感に襲われようが、描かないといけないのだ。彩野さんは、漫画という一本の糸で、どうしようもなくぐちゃぐちゃになった傷を縫い合わせた。そのことに胸を打たれた。

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感情タグBEST3

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こういう世界もあったのかなぁ

小学生の頃の友達の中には、
やっぱりその時の大多数とは違った人もいて
そういう人の家は、実はこんな感じだったのかなぁと今になって思います。

1
2021年04月05日

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漫画としての出来は5だけど

精神科領域に造詣の深い医師の一人が見ても「正視に堪えない」と言って良いレベルの凄惨な母と娘の記録である。子は親を選べないとは良く言ったもので、よくぞ彩野たまこ先生は心が壊れずに耐えてくれたものだと思う。子に対する母親の影響力と言うものは計り知れないものがあり、長年にわたり精神に重くのしかかるトラウマとなる物語をさらりと描ききった作者の力量に脱帽するしかない。

0
2021年04月12日

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壮絶

毒親なんてレベルではない壮絶な虐待記録です。
このお母さんは何か精神障害でも患ってるとしか思えないんですが・・・家族の大人が誰もどうしようもなかったのだろうか・・・

2
2021年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これママの推しは教祖様の人?
あっちはかなりギャグだけどこっちは一切笑いなしのヘビーエッセイ
この手のエッセイを読む度に思うのはフィクションであってほしい……子どもを被害者にするな……小さい頃から絵が好きだったという作者さんが漫画家になり良い人と出会えて今幸せなことに心から良かったと思えた人生の前半が苦しすぎたから一生超幸せであってくれ

0
2025年08月07日

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こういうこともあるよねと思った

親と子どもは別の人間なのだから、子どもが親の思い通りにならなくてもおかしくないと考えます。
そのときの対応は親によっても異なると思いますが、親の好き嫌いを基準にしたり、そのときの気分次第で理不尽な言葉を言われたりすると、子どもは傷付きます。
ということを、できるだけ多くの人に知ってもらいたいと感じました。

紹介文にはそのような家庭をどうやって抜け出したかとも書かれていましたが、実際には描かれていなかったため、どうやって抜け出せば良いのかは全くわからないという点に関しては、残念です。

漫画を禁止された反動が大人になって出てくる気持ちはものすごくわかります。
この漫画も、その反動で読んだからです。

#タメになる #怖い #ダーク

0
2022年08月22日

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