あらすじ
若く美しい女王クローディアは、男も結婚も不要と豪語する男まさり。そんな彼女が、『庭園隠者』兼『薬師』として仕える幼馴染・デュークの家でうっかり彼お手製の媚薬を飲んでしまった!? 激しい情欲に襲われデュークに助けを求めるクローディアに彼は言う。「そんな態度をされたら私だってただの男に成り下がるしかない……」初めての官能の悦びと彼の思わぬ熱情に戸惑いつつも、すっぱりとなかったことにしようと決めたクローディアだけれど、その媚薬はとある陰謀によりまたもや彼女の口に。あわや騒動になりかけるも、どこからともなくデュークが現れ彼女をかき抱く。彼に深く貫かれ情欲を解放するたびに、クローディアはこの皮肉屋で少しイジワルな幼馴染の正体と、本当の想いに気づき始め……。神出鬼没、不思議な技を持つ彼との、素直になれない身分差ラブストーリー！
※こちらは単話1～5話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
媚薬のせいにしとこ
愛を嫌悪し、それでも愛を欲する男前で思慮深い女王陛下がとっても魅力的だった。
仮面を被り忠誠を誓い続けたヒーローの愛も深かった。
体の関係から始まった大人な二人の恋物語は、甘酸っぱくて思わずニヤけてしまうほど微笑ましかった。
やり手のヒロイン
ヒロインが前向きで頑張るしっかりした女王様なので、全体的に明るく楽しく読めて良かった。それにしても媚薬が多い、媚薬大活躍。
イラストはキレイなんですが、なんとなくイメージと違ったかも。読んだらパンが食べたくなった。
クローディアは恋愛に臆病な感じだし、デュークは臣下としてクローディアとの関係を考えていて、なかなか進展しない…。本当に媚薬でもないと何も起こらない二人なのだろうなあと思ったり。でも、そんな二人を見てるのが何となく楽しくて。
ちゃんと気持ちを伝えあったあとは甘々で良かった（主にデュークが、な感じだけど）
