【感想・ネタバレ】頭医者青春記のレビュー

あらすじ

プロレスごっこ、鼠騒動、ベーゼ事件……診療・飲酒・研究・酩酊に明けくれる、かけだし頭医者――いささかお調子ものの若き精神科医。行く先々には、なぜか奇人・変人・異才が、ずらり居並ぶ。怠け心をむちうちつつ、死刑囚心理の研究に取り組んではみたが、元プロレスラーと「格闘」したり、「ベーゼ事件」をおこしたり、酩酊の連続、椿事の頻発……。青春の日々はどんどん過ぎてゆく。自伝ふう長編ユーモア小説。

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Posted by ブクログ

シリーズ第2弾。

拘置所の医務に配属されることになった古義は、これまで以上に一癖も二癖もある被告たちの相手をすることになります。やがて彼は、死刑囚と無期囚の精神の差異に関心を覚えるようになり、彼らの心理についての研究を志します。

そのほか、女傑の小川看護婦や後輩のピカ天、古義にフランス語会話を教えるマダム・シャプランなど、著者の周辺をにぎやかにする登場人物たちユーモラスな出来事を次々に引き起こします。

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2016年01月18日

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