【感想・ネタバレ】プラトン的恋愛のレビュー

あらすじ

読者にも作品を書くことのエロティシズムを共有させる、研ぎぬかれた文学。泉鏡花賞受賞作ーーあなたの名前で発表された小説を書いたのはわたし……との書き出しで届く奇妙な手紙は、小説を発表するたびに必らず送られてきた。小説を書くことによって、初めて彼女との関係が始まるのだ……。書くことに内包されたエロティシズムの悦楽と恐怖とを、読者=作者に鋭く突きつけた、現代文学の成果。泉鏡花賞受賞作品。

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Posted by ブクログ

メタ的な着想を思わせる、日本では少し珍しい作家だと思った。私小説的でありながら、どことなくボルヘスを感じた。

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2019年03月24日

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