【感想・ネタバレ】感情的な人に負けない本のレビュー

あらすじ

仕事でも日常生活でも、人との関係は「感情」がつきものです。
常に心地よい気持ちで人とつきあっていられるのならいいのですが、相手がいつも不機嫌で、
自分に対して感情的に振る舞う、あるいは怒りを帯びて感情的に攻め寄ってくるという場合もあります。
こちらとしては一方的に「感情攻撃」をされるという感じで、相手の状態は
自分の理解を超えている場合すらあります。
そういう相手にも日々対応しなければならないという現実的に逃げられない状態が続くと、
一方的に自分の感情は害され、抑圧され、怒りはたまってきます。
それが進むとうつ状態にすらなります。
「感情攻撃」をする相手に対応するにはどうしたらいいか。
自分の精神状態がむやみに害されずにすむにはどうしたらいいか。
その方法を精神科医の和田秀樹先生がアドバイスしたのが、本書です。
相手の不愉快な精神状態にのみこまれない方法、ひきずられない方法、
自分の心を落ち着かせる方法を、日常よくあるシチュエーションから提案します。
いつも機嫌よく日常をすごせるようになるために、
「感情攻撃をする人」から自分の心身を守る対処法です。
●わけのわからない人から身を守ろう
●「ムッとしても顔に出さない」練習
●何をいわれても「いい返さない」という作戦
●相手の怒りから身をかわす法
●日常生活に応用できる「感情トレーニング」
●人は「悪いほうへ悪いほうへ」と考えるクセがある
●心を落ち着かせるコツ「何事もシンプルに考える」
●「イヤなことはすぐ忘れる」生き方
●「トラブル、クレームを避ける」賢い対応と話術
●いつもリラックスでいこう
◎本書は小社より出版された『感情トレーニング』を改題し、再編集した新版です。(※本書は2018/4/25に発売し、2021/2/1に電子化をいたしました)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分は感情的に行動してしまうので、
とても参考になりました。
意識できるところは今日から始めてみようと思います。

0
2025年09月22日

Posted by ブクログ

私の会社のいちばん偉い人が理不尽に怒る人で、耐えられずに辞めていく社員が多くて困っている。

和田秀樹氏の大量の著書には「感情的にならない」ためのものが多いような気がするが、逆のタイトルの本だったので、読んでみた。とはいえ、やはり、相手の感情を制御できない以上、自分の感情を制御するというところに帰結するようだ。

おもしろかったのは、感情的な攻撃への対策として、実際に誰かが行っているという例のいくつか。

・腹筋に力を入れる(要するに「ドローイン」ということだろう)
・相手に気づかれないように椅子を1ミリずつ動かして遠ざかる。
・念力で相手を持ち上げてやっつけようとする。

こういう問題はどこにでもあって、みんな自分なりに工夫をしているんだなぁ。

サクッと読めるので、悩んでいる人に渡してみても良いかもしれない。

1
2022年10月02日

Posted by ブクログ

一般的論が多いのだが、全体的にまとまっているので読みやすい。これ関係の話を総まとめしたもの、として読むにはよい本だと思う。

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2019年07月31日

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