【感想・ネタバレ】十五年戦争小史のレビュー

あらすじ

戦争は、誰によっておこされ、どのように展開したか――。本書では、1931年の柳条湖事件の謀略に始まり、45年ポツダム宣言受諾と降伏文書調印によって終わった一連の戦争を「十五年戦争」と呼び、その曲折に満ちた過程と全体像を克明に描く。アジア覇権主義を掲げる日本軍部と対米英協調路線の宮中グループとのせめぎ合い、マスコミの報道によって国内で急速に高まる排外主義、アジア太平洋戦争へと向かう御前会議のありよう………。満州事変、華北分離、日中戦争、アジア太平洋戦争で構成される各部には年表、関係地図を付し、制度や組織の変遷、人事の系統図なども適宜配した。長年読み継がれてきた画期的通史。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

満州事変から太平洋戦争敗戦までを描いた通史の決定版。帝国の政策の二つの柱を軸に,満州国成立後から盧溝橋事件までの「戦間期」や,あるいは南方進出の経緯が紹介されることで,満州事変から敗戦までが一連だったことがよく理解できる。

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2024年09月02日

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