あらすじ
長崎の女子大学に入学した東京出身の乙女は、オランダ坂の外れに一軒の洋館カフェを見つけ、バイトをすることに。クラシカルで雰囲気たっぷりのカフェのメニューは、一日一品のデザートセットのみ。その上、雨降る夜にしか開店しないという謎システム。不機嫌顔のオーナーは、本業不明でやる気ゼロ。乙女は謎が多すぎるバイトをやめようかと思うが、提供される極上スイーツに攻略され、徐々にカフェと長崎の歴史に夢中になっていく……。じげもん(地元民)納得の長崎グルメ小説の決定版です。
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Posted by ブクログ
スマホサイトで拝見して
その後書籍購入に至ったのですが、
この話を読んでからカフェ巡りにハマり
このような店に出会いたいと心から思いました。
この書籍は毎日読んでいます。
人の生活の1部になる本は中々ないなと思います
少し気になるな……という方は
スマホサイトでのチェックをおすすめ致します。
その後購入に至りたいという方は購入してください
とてもおすすめ書籍です。
Posted by ブクログ
長崎の大学へ東京からきた主人公が、珍しいカフェで働くお話。
もうオーナーと乙女が可愛すぎます。オーナーの心の中が行間でしっかり読めるので、あ〜気付いてほしいーと応援上映したい気持ちになります。
お菓子もとても美味しそうな描写で、読み終わったあとカステラを食べました。
本に出てくるお菓子が食べたくなります。
未成年とはいえ、結婚できる年齢なのだし、キスくらいはしてもいいのでは、と思ったものの、まだそれ以前の問題ですね。
少女漫画がお好きな人なら面白く読めると思います。
Posted by ブクログ
じげもん、じのもん(長崎弁で地元人)としてはオランダ坂があんな乙女チックな物語に化けるなんて嬉しすぎますわ!
そして店長が乙女すぎて可愛い♡
「すーすーす」とか「ぬくめる」とか「はわく」とか普段遣いの言葉が乙女ちゃんには新鮮に見えていることに方言の深さを知った。
「はわく」=床をはいたりすること
「ぬくめる」=温めること
「すーすーす」=すっと冷たさが抜けること
とか改めて長崎弁の意味を再確認出来た。
他にも長崎県民としては間違えやすいこと。
「こゆい」=ソースなど味が濃いこと
みんな昔から「こゆい」って言い慣れてしまっているから常識だと思いテストで「濃ゆい」とか書いちゃって送り仮名ミスでバツされるんです、、、
結局、方言って奥が深いってことを思いました!
では問題。長崎でも一部の地域で言われる虫の名前
「あもめ」って何でしょう?
ヒント:海の岩に多い虫
正解:フナムシのことです!!
これはたまに長崎県内でも通じません笑
Posted by ブクログ
長崎・オランダ坂にある、雨の夜にしか営業しない不思議なカフェのお話。
長崎のお菓子っておいしいんだろうな、と想像がはかどる作品。
出てくるお菓子のおいしそうな描写が丁寧なので、空腹時に読むとちょっとつらい。
歴史や製造方法なども細かく書かれているので、知らないことを知れてちょっとうれしくなる。
作者の方は本当によく調べていらっしゃるんだなぁ。
主人公も最初は何も知らないので、驚きと共に新しい文化に一緒に触れることができて親近感が湧く。
営業形態の謎や、少しずつ近づいていくオーナーとの距離感、そして彼の正体。
後半は一気に読めて、読み終わった後にこにこしました。
Posted by ブクログ
長崎に行ってお菓子を食べたくなる~、でも甘いものは苦手だから無理かな(;´∀`)主人公乙女がちょっと控えめでかわいい。オーナーは接客業に向かない感じだけど、後半は柔らかい感じになった。オーナーの本業はすぐわかった、ファンが目の前にいたら恥ずかしいし、逆に自分の送ったファンレターを身近な人に読まれていたと知ったら恥ずかしい。続巻もぜひ読みたいな。
Posted by ブクログ
長崎の女子大学に入学した東京出身の乙女は、
オランダ坂の外れに一軒の洋館カフェを見つけ、
バイトすることに。だけど、不機嫌顔のイケメン
オーナーはやる気ゼロで…。
Posted by ブクログ
偶然迷い込んだカフェで、バイトをする事に。
ものすごく怪しい…というか、どこか別の場所に
迷い込んだ? と思うような最初の展開。
次でその謎は解けましたが。
さらに言うなら、どういう経営状態?! というのも
徐々に解けていきましたが。
しかし当事者になっていたら、こういう落ち(?)は
まったくわからないかと。
現実には、そうそう起きないかと。
ほんわかというより、雨のように降り落ちるような
そんな展開でした。
さらっとしているからこそ、え?? という感じで。
精神が強い人は、すごいです。
Posted by ブクログ
祖母と母の母校の大学に栄養士目指して東京から長崎にやって来た乙女は、さる雨の日にオランダ坂で道に迷ってしまいたどり着いのが「Cafe小夜時雨」。
雨の日にしか営業しないと言う店でオーナーとめぐりあい、ひょんな事からアルバイトに通う事になる。
日常の謎と恋愛ミステリーですね。
長崎に特化したご当地ミステリーで、長崎名物の謎解き物語でもありますね。蘊蓄が溢れ出ていて、スマホ検索しながら面白さを味わっていると予期せぬ時間がかかってじっくりと読みごたえを感じながら楽しめました。
恋の行方とオーナーの謎も楽しみの一つで堪能出来ました。
Posted by ブクログ
長崎の名物・銘菓・文化を紹介する本としては有意義。ただ物語の設定が「そんなバカな…」と嘆息連発するほどリアリティに欠けていて、慣れるまで苦労しました。主人公の乙女の性格が可愛らしく親友との掛け合いも微笑ましいので、キャラ勝ちで読後感は悪くありません。平戸でしか食べられないと聞いていた「カスドース」が長崎駅のデパートで購入できるという情報に感謝です。(旅の予習読書)としてとても参考になり、読んで良かったです。