【感想・ネタバレ】日本企業の復活力 コロナショックを超えてのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2021年03月11日

デフレ、少子化、、、成長要素に乏しいここ数年だったが、追い討ちをかけるコロナショック。
本書ではそんなピンチをチャンスに変え、心の弱っている日本企業再生の道しるべを示してくれた。
デジタル化する製造プロセスの最後尾に「ひと配慮&ひと手間」こそが日本企業の強みになると。
ユニークであり立て直し...続きを読むのヒントになる提言ありがとうございました。

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Posted by ブクログ 2022年07月09日

 転職活動が気になって、まったく頭に入ってこずなかなか読み進められなかった。文章も少し読みにくい。日本企業のポテンシャルについて詳しく解説されているが、日本の強みと言える「一配慮、一手間」は頷けるのだが、これだけで成長できるか疑問。守りではなく攻めの姿勢で投資することと、雇用と人事の改革が急務である...続きを読むことは、1つ前に読んだ新書とも共通している。明るい未来であってほしいな。

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Posted by ブクログ 2021年12月09日

コロナショックは、発展へのチャンス。世界的危機が日本企業に与える影響を、マイナスではなくプラスの面から解説。危機をバネに、日本企業が発展するためのモノの見方を示す書籍。

戦後の日本を襲った経済危機は4つある。大きさの順に並べると、
①バブル崩壊
②コロナショック(原因はシンプルだが対策が難しい)
...続きを読む③オイルショック(原因がシンプルであり対策もシンプル)
④リーマンショック(世界的な金融システムの機能不全故に、対策は各国による金融市システムの再構築と経済刺激策)
となる。国内外で人の流れが滞るコロナショックは対処が難しく、バブル崩壊に次ぐ深刻な危機。

コロナショックは、世界経済に大きな変化をもたらす。特に日本企業に大きなインパクトを与えるのは、次の3点。
①経済的被害が国ごとに違うため、各国の勢力分布が変わる。
②人々の動きが止まったことで、グローバリゼーションの動きにブレーキがかかる。
③人々の直接の接触を避けるため、デジタル化が加速する。

コロナショックに伴い、始まったテレワーク。それは、日本の組織マネジメントに対する、次のような気づきをもたらした。
①きちんとした管理職を育ててこなかったことへの反省。
②社員を過剰に拘束するような非合理な雇用慣行への反省。
③人が集まることの意義を認識することによる、これまでのマネジメントのあり方の「よさ」の再確認。

コロナショックは、日本の産業に3つのプラス効果をもたらす。
①熱湯効果:業績の大きな落ち込みが圧力となり、事業ポートフォリオの転換、ビジネスモデルの転換など、経済合理性を高めるための事業構造の転換が促される。
②ポテンシャル開花効果:環境変化によって、需要の新しい芽が生まれたり、既存の需要が変容したりする。
③地殻変動効果:経済停滞への危機感から、合併による大規模な企業の誕生など、日本全体の産業の再編成が起きる。

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Posted by ブクログ 2021年08月23日

産業再編、デジタル裏方ラストフィート、逆張りグローバル。日中緊張にチャンスはあるだろうけど、どうなんかな。

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