あらすじ
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「身につけるためであり 身につけるためでない 気張らない爪」
というコンセプトで、
「爪」を生み出す人気爪作家、つめをぬるひと初の書籍。
本書では、「サブスク」「一日の在り方」「解像度」「花束から褒美」といった
さまざまな「爪」と、その塗り方を紹介しました。
爪は、塗った瞬間だけでなく、
携帯を触る瞬間、コーヒーを飲む瞬間、
パソコンで作業をする瞬間など、
日常のあらゆるシーンで視界に入る、あなたに寄り添う存在です。
もっと自由に、そして自分のために、爪を塗ってみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
タイトルと表紙の華やかな爪に惹かれて手に取った作品だけど、すごく素敵な文章を書く方だなぁ。
きっと率直で熱心で、好きなことに夢中になれる人なんだろうなぁとほっこりしながら読めた。
内容は作成したつけ爪の紹介と作り方。
ものすごく凝った爪の写真ではない。
とても独創的!常人には思いつかない!というアートでもない。(もちろん自分には真似出来ないが・・・。)
けれど、それぞれコンセプトがあって、一つ一つが美しい。
なにより作った爪に対するタイトルが秀逸。
そんなネイルがカラー写真で紹介されている。
使用色や塗り方はタイトル毎に説明があるので、セルフネイルする人にとっては重宝するだろう。
各々につく文章は、作品への思いを細やかに美しく表しており、読んでいて楽しい。
作中ではイチョウの葉や押し花を使用したり、その時にハマっていた洋画やアルバムにタイトルのインスピレーションを得たりと、かなり自由に作品と向き合っている。
色んなデザインを見ることが出来るワクワク、自分だったらどんなものがいいかなぁと考えるドキドキが味わえて、なんだかいい気分。
同じことを同じようには決して出来ないけれど、自分も好きな『何か』に挑戦してみたい!そんな気持ちになった本でした。
Posted by ブクログ
Twitterでいつも楽しみに見ていたつめをぬるひとの、初書籍。
ネイル自体の素敵さはもちろん、ネイルのタイトルや小さなエッセイのような説明がとてもよい。各章の名前、写真や装丁もたまらない。
爪がかわいいとふとした瞬間にテンションが上がるの、わかるなぁ。
仕事柄あまりできないし不器用なのでなかなか、というのもあるけれど、たまには装ってみようかな、と思える。
と言いつつ、ネイルの参考というよりはエッセイやデザインの本として楽しんだ。