【感想・ネタバレ】ぼくらの村には湖があった〔小学館文庫〕のレビュー

あらすじ

見捨てられた水族館に、ナゾの生物がいた。小学六年生の夏、すずめは仲間たちとその生物ウィリーを助け出す。山奥の湖でウィリーを守ること、それはみんなの一生の秘密のはずだった。ところが次の年、「湖に恐竜がいる!?」と全国的な大騒ぎになってしまう。すずめたちは、大人を欺く一大計画を立てるが…!? 表題作ほか『踊る教室』『王子くん』『晴れ、ときどき闇。』『霧の家』を収録。
※収録作品 踊る教室/王子くん/晴れ、ときどき闇/霧の家ー公開されない3本の棘ー/ぼくらの村には湖があった/たむたむたいむ
※本作品は短編集です。収録作品をご確認の上、重複購入にご注意ください。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

mm

購入済み

さすが田村先生

田村先生の作品は最初の1ページからぐんぐん惹かれていく。
タイトルの『僕らの村には湖があった』というお話はみんなかわいいです。
子供達だけでどうにかしようとするお話。
他のお話も全ておもしろいです。
全部で5つお話が入っています。

#切ない #ダーク

0
2023年02月02日

Posted by ブクログ

田村由美らしい繊細さと力強さが味わえる珠玉の短編集。
全力で大人に抗う子どもたちの物語。
同情されたくない、なりたい自分があるのなら最後まで強がればいいし、扱いやすい大人になることはない。
いじめは暴力だし愚かだと分かっていても正しいと思うなら突っ走ればよい。
閉塞感がある今の時代だからこそ心に染みる。子どもたちにも読んで欲しい物語だ。

0
2020年12月14日

「少女マンガ」ランキング