あらすじ
かつて、双子の姉・灯里のふりをして、姉の恋人で自らの想い人でもある和範と一夜の過ちを犯した光里。そのことは胸に隠したまま、もう関わるまいと思っていた。それなのに、運命のいたずらだろうか、交通事故に巻き込まれたことがきっかけで和範と再会してしまう。しかも、和範は事故で光里に怪我を負わせた責任を取るように、光里にプロポーズしたのだ。和範に優しくされて嬉しい反面、そこにあるのは愛ではないのだと自分に言い聞かせる日々。――和範は、ただ罪悪感から私といるだけ。彼が本当に愛しているのは、私じゃなくて灯里なのだから――そう思っても、彼を求める心は止められなくて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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切なくて、、読んでで辛い
二卵性双生児の姉妹。
明るい社交的な性格の姉と、人見知りで引っ込み思案な妹。
中学生の頃の初恋の相手は同じ男子。妹の方は姉への遠慮、また自信がなくて気持ちを誰にも打ち明けることなく、終わった。
周囲の双子に対する視線に傷ついてきた妹の気持ちが切なくて、読んでてつらくなりました。
Posted by ブクログ
投稿サイトに掲載されていたときから好きだった作品。けど、忘れてたところも、たくさんありました。
ストーリーに派手さはなく、静かに、淡々と展開していきます。
過去の出来事に、主人公とヒーローが翻弄されていて、原因となった人物が、半ば逆ギレみたいな感じになっていて、ちょっと唖然としてしまった。
カバーイラストが素晴らしい。
主人公とヒーローの関係と、作品中に出てくるアイテムが、しっかりと描かれてます。