【感想・ネタバレ】つけ狙う者(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

うーん。


この前が良すぎたからの失速感。

ヨーナが帰ってきたのは想定内なんだけど、え、ちょっとやりすぎ…のはちゃめちゃが。作品が進むにつれてここまでボロボロになられると、読みながら心配になってしまう。
暗いサスペンスだからどこかで主人公には逃げ場としての暖かさや光、強さを期待しちゃうんだよね。本作ではまるで、止まり木のない長距離飛行を強いられた渡り鳥みたいな気持ちだった。辛くてもヨーナがそこにいなくて。いやね、いるんだけどなんかどうも信頼できない。きっとこの人が犯人を見つけるんだ、ってお約束はあるんだけど、あまりに暴力発砲略奪なんでもござれの問答無用で…

ヨーナのかわりのマルゴットが臨月で、え、まさかの?とかハラハラしたけど無事産まれてよかったと思いつつ、臨月の意味は?とか納得感がないんだなあ。サーガもちらっと出るだけで、うーん、誰にも安心して寄り添えないよ…

まあ最後のページのヨーナは、そうだろうね…なんだけど、え、このままアウトローで関わるのかな。できればまっとうに犯罪を解決してもらいたかったが…さあどうなるんだろう。

ちなみに翻訳?校正?があまりいけてない気もするんだけど。ヨーナとエリックのセリフが違ってたり誤字があったり。諸々踏まえてこのシリーズでは1番辛い評価にて。

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2024年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻は暗く苦しいという点で北欧ミステリーらしかったが、下巻はラスト残り100ページちょっとというところから怒涛の展開。とても北欧ミステリーっぽい状況になるのだが、想像を超える派手さとグロさに驚いた。

シリーズものをいきなりこの作品から読んでしまったのだが、遡るのはちょっとつらいかな。
犯人は意外でしたが、スッキリ!って感じはしなかった。

根本的に催眠術を捜査に使うのは好きでない。(今さら)

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2021年02月21日

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