あらすじ
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コロナ禍、水害、地震と、厄除け祈願が高まる現代。
古来から伝わる厄除け郷土玩具を100品以上収録し、入手法から使い方までわかりやすく解説します。
疫病を払うのは、「アマビエ」だけではありません。
日本には昔から「厄を除ける」といわれる郷土玩具が、全国に多数伝わっています。
本書では、疫病退散、無病息災、厄除消除、悪霊退散、家内安全と、願いごと別に郷土玩具を紹介。
それぞれの郷土玩具の由来から、ご利益、飾り方、使い方を掲載します。
収録する郷土玩具は100品以上。巻末には郷土玩具の入手先を掲載します。
著者は「日本郷土玩具の会」「全日本だるま研究会」の会長を務める中村浩訳(なかむら・ひろのぶ)さん。
郷土玩具のいわれや歴史、使い方などを、職人さんたちとのエピソードも交えて解説していきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
元々郷土玩具への興味があって購入したら、
まーーーーどっぷり浸かってしまいました
見た目愛らしくてご利益まであるなんて!
しかも全国47都道府県に違う形で存在するのも面白い。
写真付きでかなり見やすいのでおすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
日本全国のお守り的な代表的郷土玩具が写真と共に紹介されている。著者は日本郷土玩具の会会長。可愛いものが多く、この本を読むとつい欲しくなるのが難点か。
Posted by ブクログ
言い伝えや語呂合わせ等、さまざまな災厄から自分や子どもたちを守るために伝えられてきている。次代への継承はモノだけではなく、その意味と想いも伝えなくては。
Posted by ブクログ
古来から伝わる縁起物。日本全国の寺社の授与品と
昔から親しまれてきた郷土玩具186点を紹介する。
一章 疫病退散・・・赤べこ、蘇民将来、笊冠ぶり犬、鳩笛など。
二章 厄除消除・・・だるま、弾き猿、さるぼぼ、友引人形など。
三章 悪霊退散・・・お鷹ぽっぽ、獅子頭、鬼祭の鬼面など。
四章 家内安全・・・コロポックル、凧、天神、鷽、矢数など。
オールカラー画像。入手情報、索引、参考文献有り。
各種協力クレジット有り。
日本全国の厄除け郷土玩具や寺社の授与品、186点を紹介。
その愛らしい姿は、手仕事感溢れる素朴さによるもの。
古くは奈良時代から。どれも作り手の想いが込められ、
大きいものもあるけど、そのほとんどは細々として小さく、
子どもを喜ばせ、畏れる心を和ませてくれます。
収集したくなる魅力も溢れています。
入手先や由来、ご利益も記述されていて、
一時途絶えたのが復元されたり、復活した話が良かった。
天神様の鷽が場所ごとに違うのも、楽しかったです。
Posted by ブクログ
豊富な種類かつ全頁カラーなので、見ているだけで結構楽しい。近所の玩具が紹介されていると「おっ」と思ったり。
割とプライベートなお話が多いので、そこは好みが分かれるところ(自分は否の方)。