【感想・ネタバレ】最果てのソルテ 1巻のレビュー

水上悟志

時間と空間すら歪める「魔法汚染」に蝕まれた世界。両親を亡くした”幸運なソルテ”の、世界の秘密を知るための冒険が始まる…！水上悟志が挑むSFハイファンタジー開幕！！

[ブクログ · ★★★★★]

なぜ回想という形をとるのか、1人だけ2周目なのはなぜなのか、不死身なのはなぜか、精霊病とは、等、
設定や要素などの情報がとても膨大な冒険ファンタジーだが、水上作品だからこれらは今後絶対面白くなる設定だという信頼があり、すごくワクワクして読みはじめることができた。

魔法や歪曲場の、なんでもありでポップで乱暴な描写が、すごく漫画映えしてて面白い。

年齢も見た目も事情もすべてがバラバラなこのパーティーがどんな冒険を繰り広げてくのか、世界観も含めた謎が今後どう開示されていくのか、楽しみになる1巻だった。

[山口透析鉄 · ★★★★☆]

少年の冒険譚

やはり実績のある作者さんなので凡百なファンタジー作品にはならないです。
孤児で過酷な運命に翻弄される主人公も、魔界から戻ってきた仲間の力などを借り、奴隷商人に売れるところから逃げ出し、禁断の魔法で魔界の行けるところまで行くつもりのようです。
魔法少女に変身する要素もあったりで、モグラの姿に変えさせられた叔父なども含め、気になる登場人物だらけです。